新着情報
記事

疑問だらけのサッカースタジアム構想 ー南葛SCのJ1昇格に関らず進めていくー

 今年1月に突然、サッカースタジアム建設を前提に新小岩にある私学事業団運動場を350億円で取得することが明らかになりました。取得後はスタジアム建設までの当面の間は運動場として供用されますが、近い将来サッカースタジアムが建設される見込みです。私は運動場として取得する分には異論ありませんが、賛成・反対の議論もなしに、さらには近隣住民の理解なしに進めることには納得できません。運動場の周辺には幾つものマンションをはじめ住宅街があり、スタジアムが出来れば当然騒音問題等様々な問題が生じます。
〜区との主な質疑のやり取り〜
Q:区が引き続き運動場として利用するという前提であれば、先方は運動場を譲渡しないと言っているのか?
A:将来的にサッカースタジアムを整備する前提で譲渡を判断したという認識である。
Q:サッカースタジアムは南葛SCのホームスタジアムとして建設するのか?
A:南葛SCがJ1まで勝ち上がっていくことを見据えて1万5千人規模のスタジアムにする計画だが、南葛SCがホームスタジアムに使うことありき、決まっているということで整備をしていくものではない。
Q:仮に南葛SCがJ1、J2に昇格しなくてもスタジアム構想を粛々と進めていくのか?
A:昇格がなければずっと整備をしないということは考えていない。
Q:仮に南葛SCがJ1、J2に昇格しなかった場合は他のJ1チームを誘致するのか?
A:あらゆる可能性を含めて検討していく。
 南葛SCがJ1、J2に昇格し、そのためのスタジアム建設ならまだ理解できますが、昇格の可能性がなくても整備する、そしてその場合は他のJリーグチームを誘致するのか質したところ、否定せずにあらゆる可能性を検討するということからわかるように、はじめからサッカースタジアム構想ありきで進めていく区の考えは理解できません。また建設主体や事業採算性など不明な点も多いため今後も議会でしっかり質してまいります。
 
雲、高層ビルの画像のようです
 
 
 
 
 

コメント (0)

コメント

この記事へのコメントは終了しました。