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バルサ葛飾校・キッズチャレンジ未来関連年表

平成23年 6月   「バルサ葛飾校開校支援のお願い」を葛飾区に提出

平成23年 8月   バルサ葛飾校開校に関し、区が決裁

平成23年10月   バルサ葛飾校へ地域貢献の要請、区が決裁

平成25年 1月   キャンプ実施の覚書、区が決裁

平成25年 5月  バルサキャンプ葛飾開催

      8月      〃

     12月      〃

平成26年 1月      〃

      3月      〃

平成26年     東金町運動場多目的広場照明設置工事(6200万円)

平成27年 1月    キッズチャレンジ未来との協定締結と覚書廃止

平成27年 3月  バルサ葛飾校開設

平成28年     天然芝から人工芝改修工事(2億3868万円)

令和 6年12月   キッズチャレンジ未来との解約合意書


バルサ葛飾校・キッズチャレンジ未来関連資料

バルサ葛飾校・キッズチャレンジ未来関係の資料(予算審査特別委員会で要求した追加資料等の議会資料)です。

○  東金町運動場多目的広場に関する取扱要綱

○  キッズチャレンジ未来決算報告書(黒塗りあり)

○  東金町運動場に追加整備した4億6千万円の内訳

○  キッズチャレンジ未来との解約合意書

○  令和6年4~2月まで教育委員会とキッズチャレンジ未来・アメージング社とのやり取り一覧

○  申請期間前受付ができる場合(優先利用の規定)

【バルサ葛飾校開校前後の資料】

○  バルサ葛飾校開校支援のお願い(平成23年6月)

○  バルサ葛飾校開校の区の決裁資料(回議用紙・平成23年8月)

○  バルサ葛飾校へ地域貢献の要請の決裁資料(回議用紙・平成23年10月)

○  バルサ葛飾校開校に対する回答の決裁資料(回議用紙・平成24年6月)

○  キャンプ実施の覚書の決裁資料(回議用紙・平成25年1月)

○  キッズチャレンジ未来との協定締結と覚書廃止の決算書類(回議用紙・平成27年1月)

 

※ 今後適宜追加していきます。

※ 今年の1月31日以降の委員会資料等については葛飾区議会のホームページからご覧いただけるようになり、全て葛飾区議会のホームページからもご覧いただけます。(上記資料も区議会のホームページから転記して整理しただけです)

  区議会のホームページ⇒葛飾区議会公式サイト/各種資料のページ/議案

 


『協定ビジネス疑惑』深まる バルサ葛飾校問題

―キッズチャレンジ未来は協定で1億円弱の利益を得たか?―

葛飾区は、運営団体『キッズチャレンジ未来』の要請を受け、東金町運動場多目的広場のグラウンドの追加整備に4億6千万円を投じました。しかし、商用利用にもかかわらず、利用料金は30分900円という極めて低額に設定されていました。これ自体重大な問題ですが、さらに深刻な疑惑が浮上しています。

令和5年4月、『キッズチャレンジ未来』がサッカースクール事業を4900万円で株式会社アメージングスポーツラボジャパンへ譲渡していたことが判明しました。しかも、事業譲渡後の『キッズチャレンジ未来』の決算報告書には、アメージング社から1200万円の収入があり、そのうち施設使用料として310万円を区に支払ったことが判明しています。『キッズチャレンジ未来』には運営ノウハウ、商標使用権、資産等がないことから、この譲渡金額4900万円には、区のグラウンド利用の確保を含めた協定の対価が含まれている可能性が極めて高いと考えられます。

これらの事実が示すのは、協定そのものは譲渡されていなく、『キッズチャレンジ未来』が事業譲渡後も区との協定でグラウンドを確保することによって、数千万円規模の利益を得る『協定ビジネス』を行っていたという実態です。

さらに、この『協定ビジネス』に区の幹部が関与している疑惑も浮上しています。葛飾区が4月以降もアメージングスポーツラボジャパンとの協定継続を進めるのであれば、その前提として事業譲渡契約書を開示し、『協定ビジネス』ではないことを区民に対して明確に証明すべきです。

このまま疑惑を放置すれば、区民の財産を特定の団体が不当に利用する行為を、行政が黙認することになります。協定は本来、公平かつ透明であるべきものです。区民の財産を食い物にする行為は決して許されません。


令和7年度葛飾区体育施設優先利用一覧

令和7年度、葛飾区育施設の優先利用一覧を掲載します。

指定管理者のホームページでは3か月後までしか掲載してませんが、

前年度の利用調整会議等で一年度分の優先利用が全て決まっています。

以下のPDFファイルでご覧ください。

令和7年度体育施設の優先利用一覧


3月4日に、再びバルサ葛飾校・キッズチャレンジ未来の質疑をします!

2月26日の代表質問でバルサ葛飾校・キッズチャレンジ未来の質疑を行いましたが、今度は3月4日の予算審査特別委員会の総括質疑の場で、再び行います。総括質疑は1問1答形式で、より突っ込んだ質疑ができます。インターネット中継もございますので、是非ご覧ください。私の出番は恐らく夕方近くになるものと思われます。


バルサ葛飾校・キッズチャレンジ未来等の代表質問をしました。(読み原稿掲載)

昨日、代表質問を行いました。取り急ぎ私自身の原稿を掲載します。後日答弁やコメントを掲載します。(実際の発言内容と微妙に異なる場合があります)                              

 

みらい葛飾の代表質問を行います。

今回は区政の信頼を揺るがしかねないバルサ葛飾校・キッズチャレンジ未来の問題を冒頭で質問します。

まずは、区民の税金を食い物にすることは許されません。ましてや、行政が手を貸すなど、決してあってはなりません。

これまでの経緯は、本区は平成27年1月、キッズチャレンジ未来と協定を締結し、商用利用を隠してグラウンドの優先利用権を付与、4億6000万円の税金を投じて追加整備しました。この問題は、議会でも再三指摘されました。そして昨年9月末、決算報告書で1000万円超の接待交際費と事業譲渡が発覚しました。キッズチャレンジ未来は、表向きは青少年団体、しかし実態はグラウンドの仲介と行政への口利きを行うブローカー的な存在でした。その見返りに、自由に飲み食いできる“数千万円規模の財布”を手に入れていた、まさに、昨年私が指摘したとおりです。

 さて、今日の質疑の中心は事業譲渡です。単なる報告漏れではなく、実は、2つの重大な問題が浮かび上がっています。

1つ目は、発覚後の区の対応が異常にスムーズなことです。協定破棄も含め慎重に検討すべきなのに、区は精査もせず譲渡先の優先利用を既定路線として、締結寸前に至っています。事業譲渡に関して議会で説明できないような事情でもおありなんですか?私には誰かの行為の尻拭いのために、組織ぐるみで隠蔽するために動いているようにしか見えません。

2つ目は、4900万円の譲渡額の根拠です。譲渡先には運営ノウハウ、バルサの商標使用権もある一方、キッズチャレンジ未来には資産がなく、グラウンドの優先利用権のみ。にもかかわらず、この4900万円、一体何の対価なのですか?提示を拒めば、優先利用権の売買を疑われても仕方ありません。事実なら、自治体の優先利用権が売買され、前代未聞のスキャンダルに発展し、責任は区長にあります。

そこで質問します。

(1) 協定を締結した区長に伺います。

① 平成27年1月、区長が締結したキッズチャレンジ未来との協定は、区政に大きな禍根を残しました。行政運営が歪められ、公平性が損なわれただけでなく、締結先団体の決算報告書からは接待交際費に年間1059万円を費やし、6000万円もの長期借入れが計上され、代表理事に1600万円を貸付するなど、青少年育成団体としての健全性を疑わせる不透明な内容です。区長はこの事実を、どのように受け止めているのですか。ご所見をお聞かせください。

② 協定に基づき提供されたグラウンドは、当初から商用利用を議会に隠蔽し、締結先団体に優先利用を認めてきました。さらに、区民の税金4億6000万円を投入して追加整備を行いながら、30分900円という極めて低廉な料金で貸し出され続けています。しかし、商用利用が前提であるにもかかわらず、条例改正による適正な使用料の見直しを怠った区の不作為は、区民の利益を著しく損ない、背任行為に該当する可能性が極めて高いと考えますが、区長の見解を伺います。

③ 協定締結時の政策企画課長であり、現在の副区長が庁内では最も経緯を含めて把握していると思いますが、区長は小林副区長から適宜報告や説明を受け、情報や認識を共有されていますか。キッズチャレンジ未来に関してはどのような報告を受けていますか。

④ 小林副区長は平成22年4月から平成30年3月までの8年間にわたり政策企画課長を務めましたが、任命権者である区長が8年間同一のポストに据え置いた理由について、ご説明をお願いします。

⑤ 区長は昨年、私の質問に対して「日頃の長年の行動から見て信頼できる人物として副区長に任命した」と答弁されました。現時点においても小林副区長に対する信頼に変わりはありませんか。また任期満了まで副区長としての責務を果たさせるお考えですか、お聞かせください。

⑥ キッズチャレンジ未来がアメージングスポーツラボジャパンへ事業譲渡した事実について、協定の根幹にかかわる重要な事案であるにもかかわらず、区への報告がありませんでした。この件について、

ア)区長が事業譲渡について、いつ(具体的な年月日)、誰(職名)から報告を受け、その際に何か指示を発したかどうかについて、お聞かせください。

イ)本区とキッズチャレンジ未来との解約合意書と本区とアメージングスポーツラボジャパンとの協議開始を同じ回議用紙で決裁しましたが、区長は事業譲渡を承認されたのですか。またその際の判断根拠も併せて伺います。

ウ)事業譲渡の算定根拠について、区長は協定に基づくグラウンドの優先利用の権利が売買金額に含まれる可能性を考慮されましたか。

⑦ 本区が協定で認めたグラウンドの優先利用の権利が事業譲渡の算定根拠に含まれていた場合、地方自治法238条の4(公有財産の目的外使用)や民法703条(不当利得)に抵触する可能性があり、区の不作為が問われる事態となります。区長は直ちに調査を指示し、優先利用の権利が譲渡価格の算定に含まれていたかを明確にすべきと考えますが、区長の見解を伺います。また、調査を行わないと判断した場合、その理由を具体的に示す責任は区長にあります。その場合、どのような判断根拠に基づいて結論に至ったのか、具体的にお示しください。

⑧ 仮に事業譲渡金額の算定根拠に、本区との協定に基づく優先利用の権利が含まれていたと判明した場合、           

ア)第三者委員会を設置して協定締結の経緯から解約合意書に至るまでの意思決定の適正性を徹底的に検証すべきと考えますが、区長の見解を伺います。                              

イ)アメージングスポーツラボジャパンとの優先利用に関する協議を打ち切るべきと考えますが、区長の見解を伺います。

(2) 財団法人キッズチャレンジ未来から株式会社アメージングスポーツラボジャパンへの事業譲渡について

① 予算審査特別委員会の追加資料として、事業譲渡に関する資料および譲渡金額4900万円の算定根拠が分かる資料を要求しましたが、双方から提出できないとの回答がありました。

ア)双方が提出を拒否した理由について、ありのままご報告ください。また、その理由について本区は納得されているのか、ご説明ください。

イ)本区は事業譲渡価格の算定に優先利用の権利が一部含まれていることを薄々気づいていたからこそ、あえて関係書類の提出を求めなかったのではありませんか。区の認識を伺います。

ウ)本区は事業譲渡の確認作業について、決算報告書の写しで確認し、先方からの口頭説明のみに依拠し、正式な譲渡契約書等の関連書類を確認していないという理解でよろしいでしょうか。区の認識を伺います。

エ)仮に事業譲渡価格の算定に優先利用の権利が含まれていた場合、区の不作為による重大な過失にあたると考えますが、区の認識を伺います。

② キッズチャレンジ未来は赤字経営であり、特筆すべき資産や知的財産も確認できません。サッカースクールの運営ノウハウはむしろアメージングスポーツラボジャパンの方が持っているはずです。それにもかかわらず、アメージングスポーツラボジャパンへの譲渡金額は4900万円と非常に高額です。

ア)譲渡金額の算定根拠について、本区はどのように認識していますか。

イ)譲渡金額及び事業譲渡の内容について、本区に説明はありましたか。

③ 事業譲渡について、次の5項目は単に民間同士の話ではなく、本区のグラウンドの優先利用に関する重要な事項です。つきましては、キッズチャレンジ未来及びアメージングスポーツラボジャパンの両者にヒアリングを行い、誰からヒアリングしたかが判るように答弁ください。

ア)協定に基づく優先利用の権利が譲渡金額の算定に含まれていますか。

イ)事業譲渡の協議はいつから始めましたか。

ウ)キッズチャレンジ未来の設立当初から事業譲渡の前提はありましたか。

エ)事業譲渡はどちらから持ち掛けた話ですか。

オ)事業譲渡を葛飾区に報告しなかった理由は何ですか。

④ 事業譲渡という協定の根幹に関わる重要事項について、なぜ文教委員会で正式な報告がなされなかったのですか。また、区は文教委員会に報告する必要があると認識していなかったのですか。

(3) 財団法人キッズチャレンジ未来との解約合意書に至る経緯について

解約合意書の回議用紙の趣旨に「令和5年4月1日付けでバルサアカデミー葛飾が法人から共同運営先と説明を受けていた株式会社アメージングスポーツラボジャパンへ事業譲渡されていたことが令和6年9月30日付けで収受した法人の第12期決算書により判明した。」とありますが、

① 本区が共同運営先として説明を受けた時期(年月日)についてお示しください。

② 説明を行った人物、および説明を受けた区の担当者についてお示しください。

③ 具体的な説明内容をお聞かせください。

④ 共同運営と説明を受けた際は事業譲渡に関する説明は一切無かったのですか。

⑤ 決算書を収受した直前の9月2日にも葛飾区、キッズチャレンジ未来、アメージングスポーツラボジャパンの3者による打ち合わせが行われていますが、

ア)共同運営の確認時に事業譲渡の説明がなかったのは不自然ですが、実際に説明がなかったのか伺います。

イ)秋元代表理事はキッズチャレンジ未来の役割について議事要旨では「区との窓口であり、グラウンドの確保などです。」と発言し、引き続き協定の当事者として関わろうとしていたことから、事業譲渡を意図的に報告しなかった可能性はないですか、区の認識をお示しください。

⑥ 両者が事業譲渡を区に報告しなかったことについて、

ア)協定の根幹を揺るがす重大な信義則違反であると考えますが、本区はそのように捉えなかったのですか。

イ)発覚後、協定の破棄を検討しましたか。検討した場合、どのような理由で破棄しない判断をされたのですか。

ウ)破棄を選択せず、解約合意書に至った判断基準や経緯について具体的にお示しください。

エ)事業譲渡の未報告に対するペナルティを課さなかった理由と、その判断に至る経緯をお示しください。

⑦ 解約合意書及びアメージングスポーツラボジャパンとの協議開始の回議用紙には小林副区長の決裁がありません。この件について、小林副区長が一切関与していなかったと区は明確に断言できますか。

⑧ 本区におけるキッズチャレンジ未来との共同運営に関する説明を受けた時点 およびそれ以降において、事業譲渡およびその他の協定に関連する事項全般について、本区の窓口となっていた担当者、および協議や意思決定に関与した責任者(協議に同席し、判断に関与した者)をお示しください。

⑨ 事業譲渡が令和6年9月30日に判明した後も、令和7年3月31日まで協定が維持されている理由についてお示しください。また、現在、協定外の法人がグラウンドを優先利用している状況について、契約上の正当性および法的根拠について区の認識を伺います。

⑩ 本区は、共同運営と事業譲渡が本質的に異なるものであることを認識したからこそ、解約合意書の締結に至ったと理解しています。しかし、事業譲渡が行われたにもかかわらず、区に対して事前に適切な報告がなされなかったことは重大な問題です。本区は、事業譲渡に関する説明が意図的に歪められていた可能性をどのように認識し、その責任をどのように考えていますか。区の見解をお示しください。

(4) 本区と株式会社アメージングスポーツラボジャパンとの協議等について

現在アメージングスポーツラボジャパンと4月以降の協議を行っていますが、

① 本区とアメージングスポーツラボジャパンとの協議は、どちらの要請によって開始されたのですか。その経緯についてお示しください。

② 先の文教委員会の庶務報告には「葛飾区サッカー協会との協力関係」とありますが、葛飾区サッカー協会の反応および協力関係についての所感を伺います。

③ 本区は、キッズチャレンジ未来が協定を結ぶに相応しい相手だったのかを、これまで十分に総括していません。こうした総括もないまま、アメージングスポーツラボジャパンと協議を進めることは、区民の理解を得られないと考えます。区の見解をお示しください。

次に、令和7年度予算案について伺います。

一般会計当初予算は前年度比175億円増の2573億円と、4年連続で過去最大を更新しました。特別区税は47億円、特別区交付金は55億円増と堅調ですが、世界経済の不透明感が増し、区財政に影響を及ぼす可能性もあります。こうしたリスクを踏まえ、経営改革を進め、持続可能な財政運営を確立すべきです。

そこで伺います。

(1) 区民生活を取り巻く社会経済状況について、どのような認識に立ち令和7年度当初予算案を編成しましたか。また、それを踏まえ、どのように施策の優先順位をつけたのか伺います。

(2) 令和7年度当初予算案は、令和6年6月に策定した中期実施計画の令和7年度の財政フレームより92億円以上も増額されていますが、その要因を伺います。

(3) 区の基幹歳入である特別区税や特別区交付金が堅調に推移しており、前年度に比べ一般財源総額が81億円もの大幅増となりましたが、これをどのように活用しているのか伺います。また、歳入状況が堅調に推移している今だからこそ、これらを活用して、いつまでも葛飾区に住み続けたくなるような魅力ある施策を積極的に展開していくべきであると考えますが、区の見解を伺います。

(4) 限られた財源の中で、多様な行政需要に応えていくためには、経営改革を強く推し進め、財政基盤の強化を図っていくことが重要だと考えますが、令和7年度当初予算編成における経営改革の取組項目と影響額を伺います。また、「積立基金の活用による特別区債の発行抑制」以外に、積極的な経営改革が行われていないと感じていますが、区の認識を伺います。

(5) 財政調整基金について、残高は概ね一般会計規模の10%を目安とすると答弁されてきましたが、令和7年度当初予算案は約2574億円であり、その10%は257億円となります。一方、令和7年度末の残高見込みは約152億円で目安と105億円もの開きがありますが、その要因を伺います。また、今後、どのようにして積立を行っていくつもりなのか伺います。

(6) 普通建設事業費が前年度に比べ38億円減額となったにも関わらず、公共施設等整備基金の取崩額が18億円も増額となった要因を伺います。また、資材価格の高騰などにより、建設費などが高騰している中、基金の残高を確保するためにルールを決めて計画的に積立てを行っていく必要があると考えますが、区の見解を伺います。

ご清聴ありがとうございました。答弁如何によっては再質問することを表明し、質疑を終了します。

           


2月26日の本会議で、バルサ葛飾校・キッズチャレンジ未来に関する代表質問を行います。

【主な質問内容】

(1)協定を締結した区長に伺います

協定を締結した区の最高責任者として、区長は現在の状況をどう認識しているのか。説明責任を果たしているのか、厳しく質します。

(2)キッズチャレンジ未来からアメージングスポーツラボジャパンへの事業譲渡について

令和5年、区は「共同運営」との説明を受けましたが、令和6年9月に提出された決算報告書には 「事業譲渡」 と明記。
譲渡金額4,900万円の積算根拠は不明 で、説明もなし。
この金額には、協定に基づく グラウンドの優先利用の権利が含まれていたのではないか。区の認識を問います。

(3)キッズチャレンジ未来との解約合意書の経緯

なぜ 協定破棄ではなく解約合意 なのか? その判断過程と区の責任を追及します。

(4)アメージングスポーツラボジャパンとの協議について

キッズチャレンジ未来との協定問題を総括しないまま、アメージングスポーツラボジャパンとの協議を進めることは、区民の理解を得られるのか。区の対応を問います。

また、2項目目として令和7年度予算案についても質疑を行います。

区民の皆様の貴重な税金がどのように使われているのか、徹底的に検証し、問題点を明らかにしていきます。

※ マスコミの方のお問い合わせは、[email protected]までお願いします。


立石駅北口再開発の工期が1年5か月延伸したのは、三井住友建設の解体工事計画の見通しに課題か?

 令和5年(2023年)12月、立石駅北口地区市街地再開発事業の工期が解体工事の遅れで、工期が1年5か月延伸すると報告がありました。その理由として、アスベストの除去に8か月、支障杭に6か月、鉄道近接施工に3か月の延伸が必要であると報告がありました。

 今回、議会に提出された資料から、解体工事およびアスベスト調査業務を三井住友建設が元請けとして行うことが判明しました。令和5年のアスベスト調査では、地区内建築物の約9割(106棟のうち96棟)からアスベストを含有する建材の使用が確認され、その除去に時間を要するとの説明がありました。

 しかし、解体工事の期間を令和5年9月から令和6年(2024年)5月までの9か月と設定したことについて、三井住友建設の見通しに課題があったのではないかと考えざるを得ません。現在、解体工事には大気汚染防止法に基づく事前調査の報告が義務付けられており、アスベスト含有建材が使用されている場合は、法令に則った適切な除去が求められます。これらを踏まえると、「想定外」であるとの説明には再考の余地があるかもしれません。

(令和6年10月2日 決算審査特別委員会第3分科会での質疑より)

資料: 議会に提示した工期延伸の資料

    立石駅北口地区市街地再開発事業 アスベスト調査結果図

          立石駅北口地区市街地再開発事業除却費増額分の内訳(アスベスト除去、杭撤去など)


立石駅北口再開発の総事業費は1,185億円に! ―完成時にはさらに増加する可能性も―

 葛飾区の新庁舎が入る予定の「立石駅北口市街地再開発事業」において、令和6年4月時点の資金計画案が明らかになりました。総事業費は、建築工事費の高騰により1,185億9,400万円(令和6年4月時点)に膨れ上がりました。補助金も新たに120億円増加が見込まれており、葛飾区の新庁舎にかかる費用(保留床)は312億円に増加しました。
 しかしながら、工事費の詳細な内訳は示されておらず、どの部分の工事費が上昇したのかは全く明らかにされていない状況です。これも、葛飾区が直接施工ではなく、市街地再開発事業を通じて庁舎建設を進めてきたことによる弊害といえるでしょう。また、現時点での取得価格のみが示されているに過ぎず、庁舎棟が完成する令和12年3月には、建築工事費がどの程度追加されるかは不明です。区はこうした点について十分な説明責任を果たしておらず、今後も引き続きこの点を追及してまいります。
 

令和6年3月、バルサアカデミー葛飾校・キッズチャレンジ未来の東金町八丁目運動場の優先利用に関する質疑

 令和6年3月4日に葛飾区議会で質疑した葛飾区と財団法人キッズチャレンジ未来との東金町八丁目運動場の協定書に関する動画です。バルサアカデミーは全国5か所で運営していますが、葛飾校以外は直接運営しています。なぜか葛飾校だけはキッズチャレンジ未来がバルサアカデミーに委託するという形で運営しています。バルサ葛飾校が使用している東金町八丁目運動場は葛飾区がキッズチャレンジ未来から要請を受け、夜間照明や人工芝など4億6千万円もの予算を投じた上で、低廉な利用料で利用枠を確約する協定を結んでいます。なぜキッズチャレンジ未来がグラウンドを借り、バルサアカデミー(株式会社Amaging Sports Lab Japan)に委託しているのか、実態は区に対する口利きで便宜を図って間に入っているキッズチャレンジ未来が不当に利益を得ている疑いがあるのではないかと議会で追及しました。また、当時の小林宣貴政策企画課長(現・副区長)は議会に対して商用利用ではないと繰り返し説明をしていたことから、財団法人キッズチャレンジ未来の決算書類や会計帳簿を出してもらうよう要請しました。

※マスコミの方のお問い合わせはメール、[email protected]までご連絡ください。                     

【資料】

① 葛飾区と一般財団法人キッズチャレンジ未来の協定書

②  プロサッカークラブ-オフィシャルサッカースクールの誘致について(平成23年協定書を結ぶ前の議会への説明文書)

③ 平成24年度以降の東金町運動場における工事費(バルサのために税金投入か?)

平成24年度 

 照明塔設置工事          6,200万円

 クラブハウスの設置        2,050万円

平成28年度 

 天然芝から人工芝への改修工事 2億3,868万円

平成30年度 

 人工芝の充填材入替え工事     9,557万円

令和 4年度 

 人工芝の充填材入替え工事     4,620万円

             総額 4億6,295万円

 

以下、議事録です。

(3月4日予算審査特別委員会総括質疑議事録・動画あり)

【小林ひとし議員】 

次に、体育施設についてお伺いいたします。これまでもバルサアカデミー葛飾校の問題については何人の議員も取り上げてまいりました。不自然な点があるからだと思います。まず、バルサアカデミー葛飾校は、入会金3万円という料金設定を考えると、ビジネス、商用利用という認識でよろしいでしょうか。

【教育次長】 

バルサアカデミー葛飾校につきましては、少年少女のスポーツ振興、地域のスポーツ振興策という部分が大きいものと認識をしております。

【委員長】

今のは質問に答えていないと思うのですけれども。

【小林ひとし議員】

ビジネス利用か商業利用かどうかという。

【教育次長】 

入会金等の金額でビジネスを目的としたものとは言い切れないものと認識をしております。以上でございます。

【小林ひとし議員】 

商業利用というのは否定するわけですね。

【教育次長】 

当然、そのスクール、団体を維持していく経費というものは必要だと思っておりますけれども、単なる商用利用、ビジネス目的ではないというように認識をしております。

【小林ひとし議員】 

その根拠を改めて教えてください。

【教育次長】 

バルサアカデミー葛飾校の開校を通して、区とキッズ未来チャレンジが協定を結んでおります。その協定に基づいて事業展開がされていると認識をしてございます。その協定の目的には、区のスポーツ振興、あるいは地域の活性化ということが目的と付されておりまして、この目的を達成する、推進するために事業が実施されているというように認識をしております。

【小林ひとし議員】 

バルサアカデミー葛飾以外で日本に全部で何校ありますでしょうか。

【教育次長】 

申し訳ございません。バルサアカデミーの校数については承知をしてございません。

【小林ひとし議員】 

いや、通告したではないですか。バルサアカデミー校ということで通告しているのだから、全部答えられるのが当たり前ではないですか。

【教育次長】 

ということであれば、私ども所管というのでしょうかね、しておりますのはバルサアカデミー葛飾校ということでそのことで準備をさせていただきましたが、それが不十分ということであれば大変申し訳ございませんでした。

【小林ひとし議員】 

それで、葛飾校以外の運営主体はどこだか知っていますか。

【教育次長】 

すみません。先ほども申し上げましたが、葛飾校以外の部分については答弁の準備をしておりません。大変申し訳ございません。

【小林ひとし議員】 

では、葛飾校の運営主体はどこですか。

【教育次長】 

キッズチャレンジ未来であると認識をしております。

【小林ひとし議員】 

キッズチャレンジ未来はサッカー教室を営む能力のある財団ですか。

【教育次長】 

実際にバルサアカデミー葛飾校につきましては、キッズ未来チャレンジのほうが所管というのでしょうかね、主体的にやっているというように認識をしております。

【小林ひとし議員】 

いや、部長では全然話にならないですね。アメージングスポーツラボジャパンのホームページを見ると、2015年3月に葛飾校と業務委託を開始と記載しておりまして、葛飾でのスタッフもこの企業が募集しており、実態はこの会社が運営していると思うのですが、いかがですか。

【教育次長】 

実際のコーチの招聘等、バルサの指導方法というのでしょうか、そういうことを実践していくために必要な手続を取っているものと認識をしてございます。

【小林ひとし議員】 

実際、委託内容はどういうことでしょうか。

【教育次長】 

内容の詳細については、申し訳ございません、承知をしてございません。

【小林ひとし議員】 

いや、通告したのに何も分からないではないですか。先方に確認して、第4分科会で答えるようにしていただけますか。それとあと、入会金と月謝は振込のようですが、振込先の金融機関はキッズチャレンジ未来なのでしょうか、それともスポーツラボジャパンなのでしょうか。

【教育次長】 

すみません。答弁が不十分で大変申し訳ございません。ただいま御提案というのですかね、御意見をいただきましたけれども、第4分科会で改めて整理をして答弁をさせていただきたいと思います。

【小林ひとし議員】 

スクール運営をキッズチャレンジ未来がアメージングスポーツラボジャパンに委託しておりますが、なぜ議会にこの導入当時にそういう説明がなかったのでしょうか。

【教育次長】 

その当時に詳細な説明がなぜなかったのかということでございますけれども、私どもとしては区としてキッズ未来チャレンジと協定を締結し、その締結に基づいてキッズ未来チャレンジの責任でバルサアカデミー葛飾校を運営していくということで、その当時、具体的な説明が十分ではなかったということであれば、そこについては謝罪をしたいと思います。大変申し訳ございません。

【小林ひとし議員】 

アメージングスポーツラボジャパンはどういう会社でしょうか。利潤を追求しない株式会社なのでしょうか。

【教育次長】 

株式会社ということでございますので、当然その利潤というものを追求するという面は持っていると考えてございます。

【小林ひとし議員】 

当然ですよね。それで、ほかのアカデミー校はこのアメージングスポーツラボジャパンが直接運営していることを考えると、同じビジネスモデルで葛飾も行われていると考えるのが普通です。そこで、区が直接この会社と協定を結ぶと支障があるから、やはりカモフラージュ的に一般財団法人をつくって、それで議会にはビジネスではないですよと当時の政策企画課長が説明して、要はトンネル会社ならぬトンネル法人で、キッズチャレンジ未来というのは場所を借りるため。口利きをするための法人なのではないですか。

【教育次長】 

協定締結の経緯でございますけれども、これは第4回定例会の一般質問でも頂戴したかと思いますが、バルサアカデミー葛飾校につきましては四つ木出身の漫画家である高橋陽一先生……

【小林ひとし議員】 

そんなことは聞いていないよ。

【教育次長】 

経緯を申し上げております。キャプテン翼の主人公が当時FCバルセロナの選手であったことから、平成23年6月、四つ木地区の有志の方々で構成された団体から区長宛てに同校の開校に関する支援の依頼があり、協定締結に至ったものでございます。以上でございます。

【委員長】  

今、小林委員が聞いていたのは、トンネル会社がその法人がどうかということでしたよね。それについて答えていただいてよろしいですか。

【教育次長】 

失礼いたしました。トンネル会社、団体であるというような認識はございません。

【小林ひとし議員】 

これはお金の流れを把握すれば全て判明するのです。キッズチャレンジ未来に過去1年分の決算書類や会計帳簿を提出してもらえば分かるのですけれども、いかがですか。

【教育次長】 

必要なことについては調査をさせていただきます。

【小林ひとし議員】 

では、提出してもらうということでいいですね。

【教育次長】 

当然、先方の団体があることですから、団体の御意向も確認をしないと、区のほうで一方的に提出するというお約束はできません。

【小林ひとし議員】 

いや、提出しなければ協定を破棄すればいいというだけではないですか。

【教育次長】 

協定を破棄すればいいということでございますけれども、これは一方的にそれを理由にして協定を破棄するということは適切ではないと思っておりますし、そこはキッズチャレンジ未来の意向も聞いて、それから判断をさせていただくということでよろしくお願いいたします。

【小林ひとし議員】 

全く納得できません。営利団体に貸しているのではないですかと、違いますと言うから出してくださいというだけの話ではないですか。それで、サッカースクール自体は大いに結構なことなのですよ。この会社自体も、私、株式会社ですから利潤を追求するのは当然で否定するわけではありません。何が問題かといえば、まず民間企業の要望に応えて本区がクラブハウスや人工芝、夜間照明など4億6,000万円もの税金を支出したこと、そしてまた区民に貸し出す低廉な使用料で貸与して企業利益に貢献していること、そしてまたサッカークラブはビジネスはないと議会をだますような形で進めてきたこと、一度もアメージングスポーツラボジャパンに委託しているという説明がありませんでした。そして、また営利企業のために優先利用という形で区民の利用を締め出していること。こうしたことを進めてきたのが当時の政策企画課長ですよ、今の小林副区長でありもってのほかだと思いますが、副区長、いかがですか。

【小林宣貴副区長】

当時の担当でございますけれども、今お話しいただいたような経緯でこのスクール誘致が実現したというふうには認識しておりません。

【小林ひとし議員】 

では、どういう形でやったのですか。もう一回言いますよ。バルサアカデミー葛飾校の締結の経緯については、平成26年の予特の清水忠議員は、「私のところに来たときはお断りしました。慎重な対応を取ったら、ある方が飛びついて始まったのが今回の話ではないですか」と発言しているのですよ。直後に否定する答弁、あなたも出席しておりましたけれどもなかったので事実だと思いますし、そしてまた現副区長が着任する前の政策企画課では合意に至らなくて一回話が流れたという話も聞きました。私も、清水議員が言う「ある方が今のバルサアカデミーの始まり」だと思って前回の定例会で質問しました。実は児相の裁判の証人尋問でも同様な質問が行われました。原告の弁護士が「児童相談所の借地の仲介にどなたかの区議会議員の紹介はなかったのですか」という質問に対し、副区長は「ちょっと正確に覚えておりません」と答えました。明確に否定するだろうと思っていたのでびっくりしましたけれども、いずれにしても政策企画課長在任中の出来事でありまして、裁判は偽証罪の適用があるから覚えていないと逃げたのではないかと思います。改めてバルサアカデミー葛飾校の誘致について、清水議員の発言からすると、先方は議員に当たりをつけてアプローチをしたと思われますが、ある方は議員ではなかったのですか。また、一度ほごになった話がなぜ復活したのか。当時の政策企画課長として深く関わった小林副区長の説明を求めます。

【小林宣貴副区長】

清水議員のお名前が出ましたので、私が政策企画課長に着任した当時、四つ木の地域の皆さんは清水忠議員を頼って、サッカー連盟にお話をしていただいておりました。実際には、しかし場所の問題が非常に大きく課題になっておりましたので、サッカー連盟としてはなかなかいい返事ができなかったと。当時、大学誘致推進室というのがございまして、そこが私学との窓口をやっておりましたので、今、私学運動場、総合運動場、区で買うことになりましたけれども、当時はそこが使えないかということで、私の着任前まで議論をしてきたということでございます。そのときには、繰り返しになりますが、サッカー連盟との関係もあって清水忠議員にお願いをしてそんなような動きをしていたというところが、実際には私学からもなかなか1団体に優先的に貸し出すということができないということで、そういうお話のお断りがあった。そういう中で私が企画課長に着任したものですから、私のところにそういう経過も含めて、何とかやれる方法がないのだろうかという相談がありましたので、私の着任以降、これまで説明してきたような誘致の経緯をたどって、今こういう形になっているということでございます。

【小林ひとし議員】 

清水議員が言うある方というのは当然御存じですよね。

【小林宣貴副区長】

清水議員がおっしゃるある方というのはちょっと私はどなたを指しているのか分かりませんけれども、もともとその四つ木の地区委員会、それから四ツ木中学校の先生、そういった方々がその誘致に向けて動いていらっしゃった、そのことを言っているのか、それとも違う議員さんを言っているのか、ちょっとその中身が分からないのですけれども、どなたを指していらっしゃるのか、ちょっと今の話では分かりません。

【小林ひとし議員】 

裁判所と違って通常の委員会だと偽証罪がないから、平気でうそをつくなという感じであります。私は、キッズチャレンジ未来というのはトンネル会社というか、要は口利きだけで実際はスポーツラボジャパンが運営しているものだと思っております。この問題は、要は中抜きしているということですよ。そういうことなのですけれども、今後も追求していきたいと思います。

 

(3月8日予算審査特別委員会第4分科会議事録)

【小林ひとし議員】  

さきの総括質疑でキッズチャレンジ未来ほか4件ぐらい答弁できなかった点がありまして、第4分科会でお答えいただけるということでしたのでお願いいたします。

【生涯スポーツ課長】 

あの場でちょっとメモをさせていただいた中ですと、キッズチャレンジ未来とアメージングスポーツラボジャパンの関係性はというところと入会金の振込先はというところ、あとはキッズチャレンジ未来に決算関係の報告書を提出させるべきではないかというところと、あとは、指定管理者につきましては自動販売機の収入についての御質問だったと思っております。そこについてお答えさせていただきたいと思います。まずは、キッズチャレンジとアメージングスポーツとの契約関係というようなところですけれども、関係性につきましては、こちらもホームページ等についてと、あとはキッズチャレンジのほうとのヒアリング等で確認をしているところになってございますけれども、共同運営という形でバルサアカデミーを運営しているという形で聞き取りをしているのと、ホームページ等で確認をさせていただいております。入会金等の振込先につきましては、アメージングスポーツラボジャパンのところに振り込んでいるということで確認をしてございます。キッズチャレンジ未来に決算報告書等を提出させるべきではないかというところにつきましては、現在、提出のほうを強制することもなかなかできないところではございますけれども、どういったものを出せるかということは今、調整を進めているところになってございます。以上になります。

【小林ひとし議員】  

まず、この入会金・月謝の振込先なのですけれども、私がやはり想定していたとおりアメージングスポーツラボジャパンだったわけでありますけれども、これは普通に考えたら、経営母体の実態として先ほど共同運営と言っていましたけれども、実態は全部、一度お金はアメージングスポーツラボジャパンのほうに行くということはそちらがやはり実質的なお金の流れから見た経営母体になるのではないですか。

【生涯スポーツ課長】 

実際にそちらのほうは確認できているところではございませんけれども、共同運営というところで私どもは理解しているところでございます。

【教育次長】     

ただいまの振込みの口座の件でございますけれども、アメージングスポーツラボジャパン名義の口座に振り込んでいただくようにしたのは令和5年4月からということでお聞きしてございます。こちらにつきましては、バルサの本国のほうから日本国内のバルサアカデミー、幾つかございますけれども、これらの窓口についてはアメージングスポーツラボジャパンに統一してほしいといったようなお話もありまして、共同運営ということを先ほど申し上げましたけれども、実際に内容といたしましては、キッズチャレンジ未来が地域貢献活動に関わる調整であったり、バス、体育施設の手続、手配等、その一方で、バルサアカデミーの指導であったり運営についてはアメージングスポーツラボジャパンが担うということで、振込先についてもアメージングスポーツラボジャパンのほうに変更したということで聞いております。そして、その変更の際には保護者の皆様にも御案内をし、御理解をいただいているということで聞いております。

【小林ひとし議員】  

ちなみに葛飾校の売上げは年間どのくらいなのでしょうか。

【生涯スポーツ課長】 

そちらの会計処理のことにつきましては現在把握してございません。

【小林ひとし議員】 

先ほども言いましたけれども、お金の動きを見ても、ほかの4校も、横浜とか福岡とかは直接やっているわけなのですよ。そういう実態を見ると、人の手配も募集とかもアメージングラボが直接やっていますから、そういったことを考えると、キッズチャレンジ未来というのは先ほど施設の調整と言いましたけれども、要は区の施設の予約をするとかそういう部類になるのではないかなと思うのですね。どうなのですか、それは。共同運営と言っていますけれども、実態は多分そういうことになると思いますよ。どうですか。

【教育次長】     

どのような形で共同運営をしていくかということは、それは両団体の協議の結果だというように考えております。

【小林ひとし議員】  

先ほどから申し上げているとおり、共同運営といってもお金の流れを見ればどちらが主導権を持っているかとかそういったことも全て分かるのですよ。だから、そのために決算書をお願いしますと言っているのですね。それで、改めてお伺いしますけれども、このバルサアカデミー葛飾校の東金町運動場での、水元もありますし、にいじゅくみらいも臨時で使っているときもありますけれども、この利用というのはビジネス、商用利用という認識でいいですか。改めてお伺いします。

【教育次長】 

先ほど御発言にございました施設のいわゆる申請期間前の受付でございますけれども、これらにつきましてはスポーツ振興や地域活性化の推進に貢献するためのスポーツ活動を目的として使用する場合、こちらの基準で申請期間前の受付を認めているものでございます。私どもの考え方でございますけれども、このスポーツ振興、あるいは地域の活性化を推進するためのスポーツ活動に該当するということで指定管理者も私どもも理解をしております。いわゆる単なる利潤追求、営利の利用ではないというように考えてございます。

【小林ひとし議員】  

それは教育委員会が勝手に考えているだけであって、社会一般的に株式会社が活動するということはもう利潤の追求なのですよ。資本主義社会で株式会社というのがあって、会社が利潤を追求するというのはそれは当然のことながらなのですけれども当たり前のことなのですね。それが前提で成り立っている社会ですから。それで、株式会社がグラウンドを使ってお金を取って教えるというのは、これはビジネス利用以外の何ものでもないではないですか。先ほどいろいろ言っていたけれども、世間一般からするとこれはビジネスなのですよ。要は区の考え方が、ビジネス利用と言いにくいというのは分かるのですけれども、実態は誰に聞いてもビジネス利用だと思いますよ。そこをどうして否定できるのですか。株式会社というのは利潤を追求するために活動している会社なのですね。この法人の登記ももう配当の仕方とかも書いてありますよ。それだったら、株式会社が運営するというのはおかしいことですよね。振込先も株式会社なのに。

【教育次長】     

株式会社でございますから当然その利益を株主に配当していくという責任もあるわけで、当然、利益を出すということもありますけれども、ただその一方では、株式会社はその社会的責任・社会貢献というものも責任としては持っていると思います。こちらアメージングスポーツラボにつきましても、サッカーの振興であったり指導者の育成であったり、そうしたことも企業の目的というのでしょうか、業種というのでしょうか、そういうことにも掲げておりますし、株式会社が利潤を求めるということはおっしゃるとおりかもしれませんけれども、私どもとしてはそこに着目をしているわけではなくて、その一方のスポーツ振興であったり地域の活性化に資するスポーツ活動という部分に着目をしているところでございます。

【小林ひとし議員】  

いや、全く納得できないというか、葛飾区の管理職の方の発言というのは本当に非常識だなというのは改めて痛感いたしました。社会の常識が区役所の中では非常識なのですよね。社会貢献と言いましたけれども、大手企業というのはどこでも社会貢献をやっているのですよ。やっていないところもあるかもしれないですけれども、ほとんどやっていますよ。そんなので社会貢献なんか出されたら、どこの企業だって参加できるということになるではないですか。

【教育次長】     

おっしゃるとおり、大手というのでしょうかね、多くの株式会社は社会貢献活動を実施されていて成果も上げていらっしゃると思います。ただ、そんなのだったら誰でも使えるではないかということですけれども、私どもとしてはやはりスポーツというところにも着目をしておりますので、全ての社会貢献活動が申請期間前の受付に該当するということではないと考えております。

【小林ひとし議員】  

いや、本当に納得できない答弁というか、要は問題の根幹は、総括質疑でも話しましたけれども、最初はアメージングスポーツラボから使わせてくださいと来たけれども区のほうではいろいろ検討したけれども駄目で、それで私学事業団のほうにも打診をしたみたいなのですけれども、やはり民間企業だということで結果的には駄目になったという話は聞きました。副区長はよくそこら辺まで御存じなのでしょうけれども。その後に、要はある方が飛びついて誘致という形で今度はその人が来てくださいという、そういう団体をつくってやり始めたわけですよね。それで、実態なのですけれども、私が思うには、一番の問題はやはり、スポーツ自体を別に私は否定しているわけではないです。アメージングスポーツラボの会社を私は否定していません。それは株式会社で利潤を求めるのは当然であります、この間に入っているキッズチャレンジ未来なのですよ。今回も多分、利用料金とかはキッズチャレンジ未来から払っているわけですよね。そういうお金の流れです。キッズチャレンジ未来というのは要は口利き、場所貸し、私はそういうふうな可能性が非常に高いのではないかなというふうに思っているのですよ。だから決算書類を出してくださいと。要はビジネスではないですよと、議会で、当時、平成二十何年だか説明したのですね、私も文教委員でしたけれども、予算審査特別委員会とか決算審査特別委員会でもありましたけれども、ほかの委員さんにもこれはビジネスではないですと、一般財団法人ですからということで言ってきたのですけれども、実際そこの説明というのもアメージングスポーツラボに委託するという話も全くされていなかったのですよ。要は議会をだましたことになりますよね。実態はやはり今までもアメージングスポーツラボがやっている。一般財団法人キッズチャレンジ未来ではないのですよね。そこをどう考えますか、副区長。

【小林宣貴副区長】    

私が担当していたときの話で申し上げますと、バルサアカデミーというそのブランドを葛飾区に持ってくることに意味があって、そしてその地域の皆様が一生懸命努力をして誘致活動を行ってきたということでございます。そういう中では、先ほど教育次長から令和5年4月から振込先が変わったというお話がありましたけれども、私どもがその誘致活動をして議会に報告していたときにも、アメージングスポーツラボというのはバルサの窓口として存在していたことは記者会見等でも明らかにしてまいりましたし、そのときにも代表が来てコメントもしています。そのときはあくまでも実施主体はキッズチャレンジ未来という団体、先ほどの委員の話からすれば月謝の振込もそこだったし、実際には運営はそのキッズがやっていらっしゃったということでございます。 我々としては、どういう形であれ葛飾区にバルサスクールを誘致することが葛飾区にとって有益なのではないかということでやってまいりましたので、総務委員会の中でも実はある議員から同じスペインのレアルマドリードのスクールが来るといったときにはどうするのだという話がありました。私はそのときに、いや、レアルマドリードのスクールを誘致する考えはありませんということで申し上げたように、キャプテン翼とバルサスクールのつながりだとかということも含めてそこを誘致したということでございます。その時点ではやはり、当時は本国からも地域とのつながりを重視してほしいということの要請もあって、地域の皆さん自らが、それこそ本当に私財をはたいてそういう団体をつくり、そして運営をしてきたというふうに私は理解しておりますので、いろいろな時代の流れの中で、先ほど教育次長が答弁したとおり本国からも一本化しろという要請があったのだろうと思います。しかし、それはやむを得ない、もちろんビジネスだと思います。アメージングとしては。ただ、我々は、今申し上げたような誘致の経緯であるとか、バルサブランドと葛飾区の関係であるとか、またそこに通ってきている多くの子供たちのことを考えればビジネスだから駄目だとかということではないのかなというふうに私は思っております。以上です。

【小林ひとし議員】  

私はアメージングスポーツラボを否定しているわけではありません。要は、全部で日本で5校あるわけですけれども、ほかはみんな直営なのですよ。葛飾だけキッズチャレンジ未来が間に入っている。そこが非常に違和感があるのですよね。だから、そこにやはり何かあるのではないかなと私は疑問に感じております。端的に申し上げれば、間に入って、これは私の仮定になりますけれども、要は口利きをしてお金を払う、そういうようなことももしかしたら、これは会計帳簿を見てみないと分からないですけれども、決算書類とか、そういう可能性だってあるわけですよね。それだったら直接やればいいのではないかなという、キッズチャレンジ未来を間に挟む必要というのが感じられないのですよね。直接やらないのはなぜなのですか。

【小林宣貴副区長】    

間に挟んでいるというのがちょっと私は理解できないのですけれども、そもそも葛飾区にこのバルサアカデミーを誘致しようと思っていたのはアメージングではないです。葛飾区の四つ木の皆さんがバルサ本体が日本でのスクールを希望しているという話を受けて、バルサスクールをやるならぜひ葛飾区でやってほしいということで誘致活動をしていらっしゃって、実際には先ほど申し上げたようにアメージングが日本の窓口になっていますので窓口という意味ではアメージングが必要なのは間違いないのですけれども、葛飾区においてはその誘致の経緯もたどればキッズチャレンジ未来が実際には誘致をされて、そしてそれが実現したというものでございますので、間に入っているということではないのだろうと私は思います。先ほど申し上げたとおり、いろいろな経緯の中で、また経営の効率化の中で月謝の振込先が変わったのかもしれませんけれども、実際には設立当初から同じパートナー同士で事業が行われているというふうに思いますし、繰り返しになりますが、葛飾区で行われている意味合いから考えるとキッズチャレンジ未来が要らないということには私はならないのかなというふうに思っております。

【小林ひとし議員】  

私も、最初は向こうから言ってきたけれども、それから誘致したという話も聞いていますよ。それでも、その誘致した方々が団体をつくってやる意味というのは、今の役割というのは何かあるのでしょうか。

【教育次長】     

主には地域貢献の部分が大きいかなと思います。サッカースクールの指導であったり運営をアメージングスポーツラボジャパンが中心的に担っていく、その一方で、地域貢献活動等の調整であったり差配であったり、そういう部分をキッズチャレンジ未来が担っていくというのは大きな役割分担のところかなとは考えております。

【小林ひとし議員】  

地域貢献の部分も第4回定例会でも聞きましたし、そしてまた今回の追加資料で出していただきましたけれども、南葛SCのほうがよっぽどやっているのですよね。それを考えたら、別にそんなもの直接できるではないかという話なのですよ。だから、別にキッズチャレンジ未来を挟む必要性というのがないのではないですか。そこから何かうまみを取ろうという人が入っているとしか私には思えないのですよね。どうなのですか。

【教育次長】     

南葛SCのほうが地域貢献活動をたくさんやっているではないかということですけれども、南葛SCはもともと地元葛飾で生まれたというのでしょうかね、そういう部分もあると思いますし、バルサアカデミーとはその辺りの成り立ちもちょっと違うのかなと、そこに地域の団体が関与してくるというのは有益なのではないかというように考えております。

【小林ひとし議員】  

では、ちょっと角度を変えて言いますけれども、キッズチャレンジ未来というのは理事さんとかいろいろな方、評議員さんとかがおりますけれども、報酬というのは支払われているのでしょうか。

【教育次長】     

すみません。その辺りについては承知しておりません。

【小林ひとし議員】  

多分そうだと思ったのですけれども。要はキッズチャレンジ未来、これはアメージングスポーツラボジャパンが運動場を借りている限りは恐らくはずっとお金が入ってくる、そういう仕組みだと思うのですよね。それを当時の政策企画課長だった人が一般財団法人をつくって、それで説明するときにも一般財団法人だからビジネスではないですという形で押し通した。そしてまた、アメージングスポーツラボジャパンの要望に応えて夜間照明とか、人工芝とかに4億7,000万円の税金を使って、しかも料金を払っているといっても30分当たり900円ということで本当に低廉な価格なのですよ。今回いろいろ資料も出してもらいましたけれども、区民に提供するというのであれば妥当な金額かもしれませんよ。青少年だと免除という規定がありまして、一般区民が使うなら900円でもいいのですけれども、やはりビジネスで使うという場合、4億7,000万円も投じておいて、要は商行為ですから当然利潤が出る、利用料金は安ければ安いほどいい、それで一応区の施設ですから一般財団法人キッズチャレンジ未来に口利きをしてもらう、水元で新たに多目的広場を使いたい、そういう場合も直接そこと区のつながりというのはないですからそういった形でどんどん要望を聞いてあげる、それがキッズチャレンジ未来の役割なのではないですか。私が言っていることが合っているか間違っているか、これは帳簿を見れば多分分かると思いますよ。やはりお金というのは正直ですから、そういうところを見れば、私が間違っている場合ももしかしたらあるかもしれませんよ。チャレンジ未来のほうがボランティアでやっていてという可能性もありますけれども、一方では口利き料としてお金が入っている、そういう疑いもあるのではないですかというのが私の主張なのですね。そうなってくると本当に収賄とか、あまり言いたくないですけれども、そういう感じになっていくわけですよ。だからそこはどうなのですかと、そこを一番心配しているのですけれども、いかがでしょうか。

【教育次長】     

先ほど口利きというようなお話がございました。言ってみればそのキッズチャレンジ未来を通さないと区の施設が使えないというようなことで間に入っているのではないかということですけれども、経緯・経過等についてはこれまでも御説明をしたとおりで、葛飾校、国内で2番目なのですけれども、一番最初は福岡だったと思います。福岡も県営の公営の施設を使っているという状況がございまして、ここは、ではどこが主体的かというと、先ほど小林委員もおっしゃったようにアメージングスポーツラボジャパンがやっているということですので、おっしゃったようなキッズチャレンジ未来を挟まないとこういう施設が使えないというようなことは一概にはないと思います。

【小林ひとし議員】  

いや、私はそういうことを言っているわけではないのですよね。そこの団体として、利用料金がすごく安いですから、たとえ少しお金を払っても民間の施設と比べたら、30分900円で使えるような施設なんて多分民間だとかではないでしょうから、多少払ったってほかの土地より利用料金が安いのですよ。私はそういうことを言っているのですけれども。本当にこの問題、決算書類が出てくれば、私が間違っているかもしれないのですけれども全てが分かります。改めて、決算書類・会計帳簿、こういったものを出していただくように強く要請というか、出してもらうようにしていただけますか。

【教育次長】     

例えば、区が補助金等を支出している団体であれば、当然、財務の状況であったりお金の流れというのをきちんと確認する必要があると思ってございます。こちらのキッズチャレンジ未来でございますけれども、一般財団法人ということでございますので、一応、一般財団法人の場合は法律で貸借対照表については公告をするということになってございますのでこちらのほうはいただけると思いますけれども、あと、先ほどおっしゃった決算報告等、区が強制的にというのでしょうかね、強く要請をということがありましたけれども、そこはあくまでもその法人の判断が優先されるのかなというふうに考えております。

【小林ひとし議員】  

恐らくそこら辺もうまく考えて、一般財団法人だったら、要は財務内容、決算書類とかを公表しないというのも知っていてそういうふうに私は設立していると思いますよ。そうしたら、外部の人なんか分からないではないですか。議員だってそんな調査権なんかないのですから、区が協定を結んでいるということからやはりお願いするということをするしか、あとは捜査機関とかになると思うのですけれども、それしか方法はないと思うのですよね。だから、しっかりとそこは私は要請をしていただきたいということを強く要請させていただきます。それで、質疑の答弁も非常にひどかったのですけれども、第4回定例会の答弁も非常にお粗末で、答弁漏れというのですかね、抜けているものも実際にありました。令和4年度のキッズチャレンジ未来のグラウンドの利用状況を伺いましたけれども、私は東金町に限定しないで質問したのですけれども、東金町の運動場はということでそこの部分しか答えていないのですよ。追加資料110で今回、水元もにいじゅくみらいも出してもらいましたけれども、なぜこういう答弁漏れが起こるのですか。

【生涯スポーツ課長】 

答弁漏れにつきましては、見解の違いというところでありましたら大変申し訳なかったと思います。今回、追加資料のほうでお示しさせていただいているとおり、使っているところについては使っているというところでお示しをさせていただいているところでございます。

【小林ひとし議員】  

見解の違いというのは何でしょうか。同じ日本語ですよね、言語を使っているのは。別に東金町と限定していないのだから、それを全て含めるのが当然ではないですか。なぜ東金町運動場はという感じで答弁するのですか。それは明らかに答弁漏れ以外の何ものでもないと思うのですよ、私は。やはりそれだけ気が抜けているというか、それか言いたくなかったのかどちらかだと思うのですけれども。見解違いというなら何が違うのですか。

【生涯スポーツ課長】 

大変申し訳ございません。私どもの見解違いというより、思い込みの段階でそういった答弁のほうをしてしまったというところになるかもしれませんので、大変申し訳ございませんでした。

【小林ひとし議員】  

あまり長くなるとほかの委員さんの質問時間もなくなってしまいますので終わりにしますけれども、やはりいろいろな問題、特に小林副区長に関しては政策企画課長のときのいろいろな問題がありますよね。児童相談所の問題、そしてまたLED街路灯の問題とかパワハラの問題とか。そして、また最近では立石のにぎわいの件ということで、私はよく区長がそういういろいろな問題を抱えた方を副区長に据えたなと思うのですけれども、全部御承知の上で任命したということですよね。一蓮託生ということですよね、もう。どうですか。

【青木克德区長】   

正直申し上げて大変失礼な言い方だというふうに私は思います。私は小林副区長を日頃から見ておりますので、実際に行動そのものを逐一関知しているわけではありませんけれども、日頃の長年の行動から見て信頼できる人物として副区長に任命したところです。

【小林ひとし議員】  

もう終わりにしようと思ったのですけれども、失礼な言い方ですよとおっしゃいましたけれども、そうしたらほかの議員さんだっていろいろ質問、今回だってにぎわいの質問も多かったですよね、児相の問題といい。では、そういう方もみんな失礼なのですね。

【青木克德区長】   

質問の中身について失礼だと言ったわけではなくて、知りもしないのに指名したのはおかしいような言い方をされたので失礼と私は申し上げた。

【会長】       

小林委員、そろそろまとめてください。

【小林ひとし議員】  

はい。知りもしないというか、要はそういうことも全部ひっくるめて知っていてお願いをしたということですよね。だから、要は、もし小林副区長に何か起こった場合には全て区長にも責任が当然あるという私は認識でいますよ。何かあったらもう区長も本当に辞任していただかなければいけないようなそんな感じだと思いますけれども、いかがですか。

【青木克德区長】   

任命したことにおいての責任はあると思っています。

【会長】       

よろしいですね。

【小林ひとし議員】  

終わりにします。