2017年3 月23日 (木曜日)
東金町一丁目西地区再開発計画の青写真が示される! ー超高層住宅や大規模商業施設、地区センター機能の移転、大ホールの計画も?ー
金町駅周辺の街づくりは、平成33年竣工予定の南口駅前再開発が進行中ですが、ようやく北側も動き出しました。平成28年3月に東金町一丁目西地区(現在、金町自動車学校・イトーヨーカ堂のある地区)再開発準備組合が設立、隣接する区の保有地8000㎡と一体となった再開発計画の青写真が準備組合から示されました。ちなみにこの再開発には権利者の他、佐藤総合設計がコンサルとして、三菱地所、三井不動産レジデンシャルがディベロッパーとして参画。高さ100mを超のタワーマンションをはじめ、敷地面積で約2.5haという巨大複合商業施設を想定してます。
この再開発の意義は理科大通りの拡幅による歩行空間の確保はもちろんですが、私は地域貢献(近隣住民にとってメリット)に注目しております。近隣住民やまちづくり協議会だけでなく水元・西水元地域の住民の意見もしっかり受け止めるよう委員会で要請致しました。
今回提出された資料から推測できる地域貢献として区内にあるテクノプラザやシンフォニーヒルズにあるような大規模なホールを設置することや金町地区センターの移設、そして金町駅には無いビジネスホテルなどの宿泊施設の設置などが提案されております。
私がこの資料で少し懸念していることは、4ページにあるまちづくり用地の再配置の考え方です。これまでまちづくり用地は駅前広場・ロータリーのの拡幅、そして金町北口駅前からの理科大通りの拡幅の種地であるととこれまで区が説明してきましたが、再配置では用地が650㎡と極めて少なくなることです。また日影規制の記載も4ページ下の図だと高さ制限なく建てられるのに対して、わずかに北にずれただけで高さ30mの建物しか建てられなくなるということもどうも解せません。
しかしながら、金町駅北口に区内有数の複合商業施設ができれば大いに街の活性化に期待できるのではないでしょうか。今後も推移を見守りながら、懸念する点があればしっかり議会で質してまいります。
PDFファイル: 東金町一丁目西地区まちづくり計画