今日菅改造内閣が発足しました。枝野新官房長官は「実務協力推進内閣」と述べておりましたが、私が一言で表すと「期待しない(内)閣」です。今回の改造は一体何のためなのでしょうか?政局の手詰まりを打開するため?政権浮揚?問責された閣僚を更迭するため?それとも消費税増税の布石?消費税は総理自ら年頭の記者会見で「6月頃を目途に方向性を示したい」と述べていましたし、また与謝野氏を入閣させたことからも、恐らく消費税を増税するのではないでしょうか。財政再建自体は否定しませんが、しかしその前にやらねばならないことがまだまだあると思います。国会議員の定数削減、歳費削減はどうなったのでしょうか?公務員の人件費2割削減はどうなったのでしょうか?年間約320億円の政党助成金は削減しないのですか?自ら身を削ることさえしないで国民だけに負担を強いたら国民の皆さんの反発は必至です。マスコミの論評も厳しいものが多いですが当然でしょう。私はこうした国民無視の政治を推し進めている菅内閣に期待するものは何もありません。
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