今日は文教委員会が開催されました。私はこれまで区立小・中学校の土曜授業の実施に関して本会議で質問してまいりました。そして第1回定例会では土曜授業の本格実施の前にしっかりと保護者や地域の方の声を聞くべく検討委員会を設置してほしい旨質し、教育長も「学校や保護者、地域の方々から成る検討委員会を立ち上げて」と答弁しているにも関わらず教育委員会6名と学校の校長、副校長の6名の計12名だけで検討委員会を立ち上げてしまいました。今日もこの件で教育委員会と喧々諤々の議論をしましたが、これでは身内で物事を決めてしまう従来のやり方とまったく変わらず、私も愕然としました。私は文教委員に就いて5年目ですが、教育委員会の傾向として①プロセスを重視しない、②一度決めたら変えない、③検討委員会等はイエスマンで固める、④情報を開示したがらない、⑤議会ではその場を取り繕って終わり などです。これでは葛飾の教育はあまり期待できないと思いました。また、今年度の土曜授業の実施も急で、学校現場や地元も大変という話も聞きましたが、この点一つとっても、上から目線で物事を決めてしまう姿勢に問題があると思います。また、今日も小中一貫校についても議題に出ましたが、小中一貫校の2校目、3校目と設置する際には、検討委員会の結果如何にかかわらず設置を進めるとのことで、これでは何の意味で検討、検証するのか分かりません。これからも教育委員会に対しては厳しく意見を述べたいと思います。皆様方もご意見等ございましたらお気軽にメールでご連絡ください。→ [email protected] また今日の教育委員会の資料をPDFでダウンロードできますのでご覧ください。