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金町区民事務所の保険料138万円紛失事件で区の職員が逮捕されていた‼ 区職員の通勤手当の不正受給も隠蔽‼

 昨年11月、マスコミにも大きく報道された葛飾区の金町区民事務所での保険料等138万円消失事件で、このほど窓口業務に従事していた区の職員が6月4日に逮捕されていたことが総務委員会(7月8日開催)で判明しました。既に全額が返済されたことも報告されました。

 前回の私の質疑で明らかになったこの事件の根本原因は、本来一人ずつ即時処理しなければならない納付金を、窓口での待ち時間短縮を理由に、職員が一時的にまとめて保管していたことにあります。この不適切な管理方法が長年にわたり慣例化し、所長をはじめとする管理職が黙認し続けてきたことで、区の管理体制がいかにずさんであるかが浮き彫りになりました。

 私は問題発覚直後の昨年11月から、委員会で計3回にわたり詳細に質疑を行い、管理体制の甘さや管理職の責任の曖昧さを繰り返し指摘しました。

 また、この問題の他に職員の通勤手当の不正受給の件も質疑で取り上げました。昨年9月に豊島区で通勤手当の不正受給している事案を公表したのを受けて、葛飾区でも調査をしていましたが、公表されることもなく、議会にも全く報告されていませんでした。私が質したところ、約30人の職員が不正受給し、多い職員で20万円相当だったとのことでした。

 この2件について、私は区民にしっかり公表し、プレスリリースすることを要請し、区も約束しましたので、その段階でマスコミの報道があるものと思われます。

 葛飾区の隠蔽体質を許さず、今後も区民に対する説明責任の徹底と透明性の確保を強く求め続けます。

 

資料: 金町区民事務所における納付済み各種保険料等の消失について (令和7年7月8日総務委員会資料)

 

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