統一地方選挙から約1か月遅れの5月21日に足立区議会議員選挙が行われました。隣接区ということでどのような結果になるか関心があり、考察してみました。
まず、投票率、当選ラインはほぼ前回と同様でした。今回驚いたことは広島サミットが行われ、ウクライナのゼレンスキー大統領が参加するというサプライズがあり、岸田内閣の支持率が上昇しているにもかかわらず自民党は現職5人を含め7人も落選、総得票数も約1万票減少したことです。考えられるのは保守層の票が日本維新の会や参政党などに流れたのではないでしょうか。公明党は統一地方選挙の危機感からか、踏みとどまり前回同様13人当選するも総得票数は3656票減りました。共産党は6人が当選、そのうち4人が下位当選でしたが1減で踏みとどまりました。
どこかの政党が議席を増やせば、どこかが減るのは当然のことですが、今回は自民党が割を食った結果に終わりました。
【足立区議選において4年前と比較して票を減らした主要政党の総得票数の推移】
減らした票 2023年 2019年
自民 9,998減 68,226 78,224
公明 3,656減 52,797 56,453
共産 5,773減 26,848 32,621
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