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20億円の工事でも区内業者20社に入札を限定!ー葛飾区立中青戸小校舎建築入札についてー

今日は文教委員会が行われ、中青戸小学校の校舎建築工事請負契約締結(予定価格:20億6940万円)について報告がありました。私はこれまでも入札の問題について取り上げて参りましたが、今回の入札方法について大いに疑問を抱きました。まず、入札方法は「施行能力審査型総合評価一般競争入札」というものですが、主な入札条件を見ると、3社による共同企業体(JV)にすること、3社のうち2社について区内業者に限定しており、一般競争入札とは名ばかりで、実態は指名競争入札と変わりません。当然これまでの実績や相応の格付も求められますが、これらの条件で絞っていくと、区内業者20社に入札資格を事実上限定されているというものです。ちなみに入札の結果、3社全て区内業者でした。また落札率も96.6%と高く、健全な入札とは言えません。これから多くの小・中学校で校舎の改築が行われようとしている中で、一番最初の改築がこの中青戸小学校なのです。私はこれから改築の度にこのような不健全な入札が行われるのではないかという危惧を抱いております。

資料: 葛飾区立中青戸小学校校舎等建築工事入札経過調書

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