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格差社会と教育

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今日は午後から「日本における格差社会と教育」というタイトルで文部科学省前事務次官の銭谷眞美氏の講演を聞いてきました。講演の中で特に注目したのは、私自身も文教委員として教育問題に関わってきて実感しておりましたが、文部科学省の委託調査で高収入の家庭の子どもほど学力が高いという傾向が調査研究で裏付けられているということです。世帯年収と学力には関係性が見られ、特に応用問題でその傾向が顕著であると記してあります。だからこそ教育だけでもスタートラインを同じにして公平性を担保して、格差を減らしていかなければならないと思います。葛飾区でも学校選択制を導入して競争原理を働かせたり、夏休みの5日間短縮や来年度からは月1回の土曜授業の実施や小中一貫校の開設など、努力する姿勢は見られるもののなかなか成果が上がらないのも実情です。教育は家庭環境に大きく左右されることもあり、教育委員会や学校にも限界があるのも事実ですが、葛飾の子ども一人ひとりにとって最もいい公立学校になるよう頑張らなければならないと思いました。 

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