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新型インフルエンザ、葛飾区の対応などについて

今日は午後から私が委員長を務めている危機管理対策特別委員会を開きました。今日の議題は2つあり、「メニュー方式によるひとり暮らし高齢者等の居宅・居室の安全化促進事業について」と「新型インフルエンザに関する区の対応状況について」です。前者は要するに火災警報器や家具転倒防止器具や補助錠など11品目の中から、選択して設置できるというものです。しかし条件が厳しく、75歳以上で要介護1以上のひとり暮らしということで区は対象者を約1300人想定しているとのことです。そもそも火災警報器の設置からはじまった話ですが、既に設置した人もいるため不公平になるとのことでメニュー方式になったと聞いております。私自身も高齢者世帯に対して火災警報器の設置助成を主張してきましたが、こうした形で一部実現した形となりました。また他の委員からはこの事業を単年度(今年だけ)にするのではなく、来年以降も続けるべきという意見も出ましたが、私からすれば当然な話です。それから今日は新型インフルエンザの件ですが、前回の委員会で指摘されていたマスクの備蓄についてはようやく36万枚用意したと報告がありました。そのうち15万枚を小中学校など関係機関に、そして残りの21万枚は備蓄してあるとのことです。また、葛飾区の新型インフルエンザの対処指針についても報告があり、幼稚園、保育園そして小中学校などについては、初期においては感染した子どもが通う学校等のみを臨時休業し、一律休業することはしないことになっております。また蔓延期においては患者が増加している学校のみ休業することにしており、実情に応じた弾力的な対応ができるようになっております。いずれにしても秋から冬にかけて蔓延する可能性もあるわけで、油断せずにしっかりと対応していかなければならないことは言うまでもありません。