葛飾区議会第一回定例会は先週の27日に閉会しました。今回の定例会で代表質問をする機会を得、一昨年の秋以降一貫して取り組んでいる孤独死問題についても取り上げました。まず実態把握について質しましたが、平成20年(1月~12月)の孤独死は男:150、女:79、合計:229人と昨年比28人も増加してしまいました。(ちなみに平成19年は男:143、女:58、合計201)原因として考えられるのが、①高齢者の増加、②核家族化の影響、が考えられるのではないでしょうか。最近は一人暮らし高齢者の数もかなり増え、葛飾区内では13700人もいます。葛飾区では「かつしかあんしんネット」という地域包括支援センターを中心に民生委員が見守りをしているシステムがありますが、私はこうした見守りには限界があると思っております。このままではさらに今年、来年と孤独死の死者数が増えるのではないかと懸念してます。機器による見守りやコミュニティーソーシャルワーカーを新たに入れるなど対策を講じるべきです。今後も引き続き孤独死問題を積極的に取り組んでまいります。