今日は午後から総務委員会が開かれ、正式に葛飾区から大学誘致に関しての応募状況の報告があり、東京理科大学の1大学が公募に応募してきたことを明らかにしました。また、これまで進出の意向を示してきた順天堂大学が辞退した旨も併せて報告されました。今後は19日に公募の審査が行われ、誘致大学の選定が行われますが、他大学の応募がない以上、事実上東京理科大学が金町(新宿6丁目)に進出することが決定しました。東京理科大学進出の提案概要は学部は理工系学部で学生規模は約4000人、敷地面積が約3万㎡、開学予定は平成24年4月、事業予算は348.5億円です。さらにキャンパス拡充も視野に入れ用地の追加取得も検討しているとのことです。今回委員会で質疑が相次いだのがこの追加取得の件です。理科大の大学用地のプランを見ると駅側の北東と西北の二か所で、この2か所に挟まれた土地を追加取得を検討しているとのことです。また、ここも含めて大学用地として都市計画決定をするとの説明がありました。大学側が将来本当に取得してくれればいいのですが、順天堂大学のようになりやしないか少し心配です。そして今回は葛飾区の支援策も提示されました。東京理科大学側は図書館、カフェ、ホールなど区民に開放する施設をつくるということで、今後20年間に53.2億円の財政支援をするというものです。この金額は理科大が金融機関から土地を取得する際に金融機関から借りる利息に相当する金額だそうです。ともあれ、金町に東京理科大学が進出することは、地元に住んでいる私にとっても非常に楽しみです。