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【続報】 葛飾区職員が窓口業務で納付金を窃取して逮捕された事件について

続報
金町区民事務所で昨年発生した、葛飾区職員が窓口業務で区民税・国保料の納付金を窃取した事件について、私の知り得た情報を記載します。

【事件の経緯】

2024年9月25日:金町区民事務所で納付した税金や国保料について、「督促状が届いた」という複数の区民からの申し出があり問題が発覚。

2024年9月26日:葛飾区が警視庁亀有警察署に相談。

2024年11月15日:区が事件について初めてプレスリリースを行い、マスコミも報道。

2025年6月4日:当該職員が警視庁亀有署に逮捕される。区にも亀有警察署から逮捕の一報あり。

2025年7月8日:区議会総務委員会にて、職員の逮捕を含めた事件の詳細が初めて区議会に報告される。

2025年7月29日:区が当該職員を懲戒免職処分。

2025年8月1日:区が懲戒処分を公式にプレスリリースし、区のホームページでも公表。

【内情】

① 区は早い段階で被疑者を特定していたが、証拠がなかった。(窓口に防犯カメラの設置がなかった)

② 本来、区民から窓口で現金を受け取った際は速やかにレジで収納手続きをその都度行うが、金町区民事務所では「区民の待ち時間を短縮するため」との理由で規則に反して一定時間現金を保管し、後でまとめて収納処理を行うことが習慣化していたことが、この事件の原因の一つとなった。

③ 当該職員は事件発覚後、長期間病気休暇を取得して職場を休んでいた。

④ 当該職員は区に対し、自らの着服を認めず、警察に逮捕されて初めて事実を認めた。

⑤ 窃取した約140万円は逮捕後に全額返還されたが、これは保釈を認めてもらうための行為である可能性が高いと推察される。

⑥ この事件は、区の窓口業務遂行中に起きた重大な不祥事であり、区民の信頼を著しく裏切るものである。被害額も約140万円と高額にのぼる。

こうした状況を考えれば、私は区として当該職員の氏名を明らかにするとともに、記者会見を開催して区民の皆さんに対して直接、丁寧に説明する責務があると考えます。