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葛飾納涼花火大会の改革、一定の成果も課題あり

 
葛飾納涼花火大会2025
7月22日(火)、今年も葛飾納涼花火大会が盛大に開催されました。
以前にも記載しましたが、私は議会で花火大会の運営を抜本的に改革し、税負担を抑えつつ公平性を確保するための提案を行い、それが今年度より実施されました。
具体的には以下の改善を行いました。
① 従来、花火打ち上げの目の前に設置されていた特等席の「協賛自由席」を廃止し、一般向けの有料指定席として販売を開始。
② 有料席について、花火の見やすさや位置に応じて料金に差をつけることで、公平性と収益性を向上。
③ 協賛席の割り当てを寄付額に応じて設定し、一般販売席よりも割高にすることで、公平感を確保。
④ 関係者の招待席を大幅に縮小。
実際に私自身も招待席ではなく、チケットを購入して家族と一緒に一般席から鑑賞しました。
今回の改革により、多くの区民の皆さんが新設された一般有料席を利用され、これまで以上に公平感や納得感を持って花火大会を楽しんでいただけたと思います。
一方で、新たな課題も見えてきました。
例えば、招待席は本人限定で大幅に縮小しましたが、招待席そのものの必要性に疑問を感じました。また、花火打ち上げ正面の最も良い席(SS席)が販売開始後わずか10分で完売したことを考えると、もう少し料金を引き上げても良いのではないかと感じました。さらに開始直前には有料席の入場に時間を要したことも気になりました。
今回の改革が一定の成果を出したことは間違いありませんが、さらなる公平で効率的な運営に向け、引き続き議会で提案を行い、税金投入を最小限に抑えつつ、区民の皆さんがより快適に楽しめる花火大会の実現を目指してまいります。