昨日は総務委員会が開かれ、新庁舎の建てるための「葛飾区総合庁舎整備あり方検討委員会」のとりまとめの報告がありました。今回のとりまとめの結論は庁舎は建て替えるべきで、立石の再開発の場所で建て替えありきという感じがしました。資料を添付しますので、皆様も是非ともご覧ください。また、昨日の総務委員会では「区が一方的に進めるのはいかがなものか。議員も参画させるべきである」とか、「あり方検討委員会の会長から区の西側は震災の際に被害が大きいと予想される地域であると述べているが、そういうことを考慮に入れて候補地を定めたのか?」など委員から意見が出されました。また、床面積を増やして、現状よりも大きな区役所をつくろうとしている点にも質疑が及びました。私は、総合庁舎もいずれは建て替えなければならないことは理解できますが、①現在の経済情勢を考えると、建設費用等が264億円と莫大で、区民の理解が得られないのではないかという点。また。②庁舎の規模が今回の「とりまとめ」報告では床面積で21000㎡から33000㎡に拡大されている点であります。区側はあくまでたたき台である旨主張してますが、フロアのイメージも出来上がっていることを考えると、たたき台と言いながらも、実際は今までよりも大きな庁舎を建設したいと思っているのは間違いありませんが、私はこんな大きな庁舎は必要ないと思います。以上のことから、私は今年度の庁舎建設の基金積立にも反対しました。今までは区が選定した「検討委員会」のメンバーが「とりまとめ」を行いましたが、今後は庁内で掘り下げ、検討を行うとのことです。国家公務員の官舎とは同列に論じることはできませんが、それでも区民感覚とかなりズレていると思います。皆さんはどう思いますか?
資料:葛飾区総合庁舎整備のあり方検討委員会の検討結果について
葛飾区総合庁舎整備のあり方検討委員会 とりまとめ平成23年11月
(資料はPDFファイルです)
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