葛飾区議会議員 ｜ 小林ひとし

１０月１３日で第３回区議会定例会が終わりました。

今回、私は初めて令和３年度一般会計決算を不認定としました。ご承知のとおり、葛飾区は約５億円もの私立保育園のパート保育士加算の過払いでテレビ・新聞等のニュースで大々的に取り上げられました。そして誤支給以上に問題となったのが区長による二転三転の対応でした。仙台市でも同様の事例が起こりましたが、法令に則り返還をもとめる対応で混乱はありませんでしたが、葛飾区はなぜ同様な対応を取れなかったのか不思議でなりません。こうした混乱もあり、また未だに返済計画も作成されていない状況や決算でも殆ど保育園の誤支給について触れられていないという事もあって、私は令和３年度は認定できないという結論に至りました。そして、区長の給与減額条例が出てまいりましたが、①責任の取り方としてあまりに軽すぎる、②区の総務部に２人の弁護士がおり、特別区法務部にも依頼できるにもかかわらず、外部弁護士に１１０万円で委託して区長自身の住民訴訟が起こされた際にどうなるかなど調査依頼をしたことなどから反対しました。

今後もしっかりチェック機能を果たすべく取り組んでまいります。