これまでも行革も観点から区役所の管理職ポストが増えすぎている事を取り上げて来ました。葛飾区は青木現区長が就任してから毎年管理職ポストが増え続け、平成20年度と比べると部課長級で24もポストが増えています。ちなみに今年度は部長ポスト1増で計34ポスト、課長は2増で72ポストになりました。
また公務員の人事制度で分かりにくいのですが、行政上のポストと給与表の等級が異なっている事が多々あります。実際、課長ポストにもかかわらず、給料等の待遇は部長級(参事)という方が現在15人もいます。
主な要因としては、適齢期(50代)の職員が増えている事もありますが、国や都のような天下りポストが少ないため退職後に管理職として再任用することが考えられます。現に今年度の幹部職員の再任用は部長級で8人、課長級で7人、計15人います。私はこれまでもポストについてはスクラップアンドビルドでいくべきで、増やすべきではないとこれまでも主張ています。まさに行革に逆行しており、これからも是正を求めてまいります。
平成28年 平成31年
部長ポスト 12 → 13
担当部長ポスト 6 → 6
課長だけど部長級 7 → 15
部長級合計 25 → 34