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談合の温床?葛飾区のJV入札制度!

Rikujou1
ー予定価格6億円超でも落札率99.96%!ー

葛飾区では区内の中小建設業者の受注機会を確保するために、予定価格が1億5千万円以上の大型工事において、JV(共同企業体)を2社で組んで、必ずどちらかが区内業者でなければならない入札制度があります。今回も奥戸の総合スポーツセンターの改修工事(陸上競技場のトラック改修と人工芝の張替)において、6億円超の予定価格であるにもかかわらず、落札率が99.96%、しかも1社しか入札に参加してません。この入札制度による落札率は99%と非常に高い上、ここ2、3年はほとんど競争がなく、入札制度が機能していないのが現状です。なぜこうした競争のない制度を維持しているのでしょうか?考えられるのは行政・議会と区内業社との癒着構造です。
こうした入札制度をやめるべきであり、今後も入札制度の改革に向け取り組んでまいります。

(平成29年9月13日文教委員会での発言を基に作成しました)

ーーここ最近のJV入札の事例ーー

平成29年(2件)

奥戸総合スポーツセンター改修工事
予定価格 6億1473万円 
落札価格 6億1452万円
1社入札 落札率 99.96%

東新小岩二丁目第二公園新設工事
予定価格 3億8229万円
落札価格 3億8178万円
1社入札 落札率 99.86%

平成28年(4件)

堀切菖蒲園改良工事
予定価格 4億6157万円
落札価格 4億5982万円
1社入札 落札率 99.62%

水元中央公園屋外運動施設整備工事
予定価格 9億3966万円
落札価格 9億3960万円
1社入札 落札率 99.99%

水元中央公園防災活動拠点整備工事
予定価格 4億7263万円
落札価格 4億7096万円
2社入札 落札率 99.64%

地域産業振興会館機械設備改修工事
予定価格 2億1110万円
落札価格 2億0865万円
3社入札 落札率 98.83%

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