今日(5月2日)、葛飾区内の小学校5校(本田小学校、道上小学校、末広小学校、こすげ小学校、幸田小学校)で1年生のクラス替えが行われました。今回のクラス替えは1クラスの上限を35人にするためで、国政の混乱の影響で年度内(3月)に成立する予定だった35人学級にする法律改正(義務教育学校編制・教職員定数標準法)が4月15日にずれ込んだためです。他の自治体の状況を確認するため東京都教育庁に確認したところ、年度途中ということでクラス替えをするかどうかは各区の教育委員会の判断に任されてるとのことで、やはり半数以上で見合わせているとのことです。確かに学校が始まって1カ月もしないうちにクラス替えとなると、現場の混乱やようやく学校生活に慣れかけた児童にも負担がかかることを考慮してのことではないでしょうか。ましてや今回の法律改正は小学1年生のみを対象としており、新たに法改正しない限り今の1年が2年に進級した時点ではまた38人学級(東京都)に戻るため、再度クラス替えになります。国は順次35人学級にする方針のようですが、政治の混乱が学校現場に影響しないようにしてほしいものです。
葛飾区教育委員会提供資料:学級編成基準の改正について
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