2020年5 月 2日 (土曜日)
学校給食、一部の学校で質が低下‼️
保護者から「給食がおいしくなくなった」という声をきっかけに、昨年の9月議会、そして今年2月議会で続けて学校給食について取り上げました。現在葛飾区では直営(区職員が調理)が14校、民間委託が59校(令和1年度)ですが、令和4年度を目途に全ての学校で民間委託化を進めるとしています。しかしながら私が教育委員会から取り寄せた資料を精査すると民間委託による様々な問題が浮き彫りになりました。
一部の学校では委託業者が変わった年にトラブルが発生する事例が見受けられるため、教育委員会で給食のチェック体制を整えるよう強く要請しました。また給食の委託は3年ごとに業者を選定していますが、選定プロセスの中に味の質を高める評価項目を設けて、おいしい給食を提供できる選定を行うべきと提案しました。
これからも子どもたちに安心・安全な、そしておいしい給食を提供できるよう取り組んでまいります。
【質の低下の一例】
◆味の評価が下がった学校
令和 1年度 二上小学校、北野小学校
平成30年度 葛美中学校
平成29年度 道上小学校、西亀有小学校
平成28年度 松上小学校
※教育委員会の給食調理業務委託チェック表の評価による
◆異物混入が多かった学校
令和 1年度 葛美中学校 8件
平成29年度 青葉中学校 11件
◆提供時間遅れ
令和 1年度 南奥戸小学校 3回
※一例は令和2年予算審査特別委員会追加資料に基づいています。