葛飾区は児童相談所の都から区への移管に向けて準備を進めています。児童相談所を区に移管する事自体は異論がないのですが、葛飾区では令和2年1月に児童虐待事案で対応した子ども総合センターの脆弱性が明らかになりました。検証委員会の報告書でも区の「子ども総合センター」体制の不備、即応できる体制を堅持できなかった区の責任は重大と指摘しています。また人材育成においても区が職員の中から募集しても集まっていません。児童相談所は子どもの命に関わる案件を扱うため、人材が要であり、こうした中で見切り発車すべきではなく、十分な準備が整ってから開設すべきです。
また、私と同じ会派のうめだ信利議員が提訴しましたが、児童相談所の建設予定地は35年の定期借地で行いますが、地代を上回っていることは納得できません。