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高速道路無料化は愚策 環境問題にも配慮を!

高速道路の一部無料化の社会実験が始まって最初の連休が終わりました。多いところでは交通量が6倍に達するなど渋滞が発生するなど各地で混雑が発生しました。多くの利用者にとってはメリットがある半面、渋滞等が増えてこれまでよりも所要時間が大幅に増えるなど使い勝手は悪くなります。またそれ以上にCO²の排出量が増え、環境問題に相反することが大きな問題ではないでしょうか。鳩山前首相は国連総会で温室効果ガス25%削減という目標を掲げておきながら、相反する高速道路無料化を民主党のマニフェストに掲げました。これからいかにして二酸化炭素の排出量を減らしていくかという時にただ単に高速道路を無料化してCO²を増やしていてはCO²削減を要請しなければならない産業界の理解も得にくいのではないでしょうか。私はそれならば一部の地域の高速道路を無料化するのではなく、全国的な規模ででガソリン等の化石燃料車からEV(電気自動車)やハイブリッド車へと移行させるべく、EV車(電気自動車)は完全無料、ハイブリッド車はCO²排出量によって段階的に割引を実施するなど環境問題ともリンクさせるべきだと思います。