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バルサ葛飾校問題、ついに『第三者委員会』設置へ‼️

── 前代未聞! 葛飾区【副区長人事】、議会が異例の『同意を先送り』 ──

 昨日の議会で、私がこれまで一貫して設置を求めてきた『バルサ葛飾校問題』に関する第三者委員会を設置することを、ついに区長が正式に表明しました。日弁連ガイドラインに沿った本格的な調査が実現します。詳細は次回の総務委員会(7月8日)で報告されます。

 また、先週にはバルサ葛飾校を運営するアメージングスポーツラボジャパンの社長から各議員宛に手紙が届くという新たな展開がありました。その内容は、葛飾区が『バルサ葛飾校の事業譲渡を知らなかった』と議会で答弁している点について深い疑念を抱いているというものでした。具体的には、旧運営法人のキッズチャレンジ未来の秋元代表理事の証言として、「2019年以降、事業譲渡に関して当時の小林宣貴副区長に複数回相談しており、小林副区長も譲渡について『グラウンドの優先利用を含む協定先がキッズチャレンジ未来から変わらないのなら基本的に問題ない』との見解を示していた。」と主張しています。

 これらの事実も含め、第三者委員会において真実が明らかになることを期待しています。

 さらに、今日の議会で行われた副区長の任命同意、「バルサ葛飾校問題が解決していない状況では審議すべきでない」という厳しい意見が大勢を占め、継続審議(先送り)となりました。私が区議会議員になって約19年になりますが、このような事態は初めてです。

 葛飾区政の透明性向上に向けて重要な一歩ですが、真実が明らかになるまで道半ばです。今後もしっかりとチェック機能を果たすと同時に、引き続き追及してまいります。


【バルサ葛飾校問題】 『5390万円で区のグラウンド10年間の使用権(優先利用)が売買された』 ~「協定ビジネス」の疑惑を徹底追及~

 バルサアカデミー葛飾校の問題は、単に営利企業に区のグラウンドを貸したというレベルを超える重大な局面を迎えました。
キッズチャレンジ未来からアメージングスポーツラボジャパンへの事業譲渡で、区のグラウンドの『10年間の使用権(優先利用)』が実質的に『5390万円』で売買されていた疑いが極めて濃厚になりました。
 今回、葛飾区がようやく事業譲渡契約書の一部を公開しましたが、そこには『5390万円』という巨額な事業譲渡金の総額のみが記載されており、内訳や具体的な対価の説明は記載ないことは区が答弁で認めました。そもそも事業譲渡とは言っても、元々の運営そのものをアメージング社に委託していたため、一体何を譲渡したのかが全く不可解です。譲渡元が持っていた『区のグラウンドの使用権』を売買したとすれば、全ての辻褄が合います。
さらに、『グラウンドの確保が事業譲渡の絶対条件であり、確保できない場合には支払いは免除される』との驚くべき条項まであることが判明しました。
譲渡金は10年間の分割払いであり、グラウンドが確保できなくなれば支払いが止まる仕組みです。
 これはまさに、公共施設の使用権を金銭化し第三者にまた貸しして利益を上げる、いわゆる『協定ビジネス』の仕組みそのものではないでしょうか?葛飾区側は、「事業譲渡金の内訳や根拠について調査が必要」と回答するのみで、明確な説明ができません。区民の大切な公共財産がこれほど不透明に取り扱われているのは重大な問題です。
 また、5月末にはバルサ葛飾校誘致を主導してきた小林宣貴副区長が引責辞任するなど区政が混乱する中で、区長は11月の区長選への出馬表明をするなど、他人事で責任を全く感じていないように見えます
 今後も引き続き議会で徹底的に追及し、真相究明できるよう取り組んでまいります。
 
 
9人、サッカーをしている人、アメフトをしている人、草の画像のようです
 
 
 

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葛飾区・小林宣貴副区長が5月末で辞職!バルサ葛飾校を巡る中心人物 引責辞任❓

質疑写真平成27年、葛飾区はバルサ葛飾校の開設に際し、グラウンド使用の協定を締結しましたが、その当時から担当者として深く関わってきた小林宣貴副区長が、5月末で辞職することになりました。

昨年、私が議会で行った質疑をきっかけに、運営法人「キッズチャレンジ未来」の高額な接待交際費など、不明朗な支出の実態が明らかになりました。さらに令和5年には、この運営法人が事業を委託先へ『4,900万円』で事業譲渡したことが判明し、『協定ビジネス』とも呼べるその不透明な実態が次々と明らかになっています。

最近では、時事通信社や東京新聞、朝日新聞など複数の主要メディアもこの疑惑を報道しており、社会的関心が非常に高まっています。

副区長の辞任は一つの区切りではありますが、決して問題の終わりではありません。私はこれまで議会において、この問題を厳しく追及し、副区長の責任を強く指摘してまいりました。その結果、副区長が辞任したことで、私の指摘の正しさが改めて証明されたものと確信しています。

しかし、この問題については今後も引き続き、徹底した真相究明と再発防止策が不可欠です。そのため私は、公平かつ透明な『第三者委員会』を設置し、問題の全容を徹底的に解明することを強く求めてまいります。

これからも私は、区政の透明性と公平性を確保し、区民の皆様の信頼に応えるため、全力で取り組んでまいります。

引き続き、区民の皆様のご理解とご支援を心よりお願い申し上げます。

※今年の3月議会で私は副区長を追及。質疑の具体的な質疑のやり取りについては、以下を参照してください。(詳細は「小林ひとしのブログ」に記載してます。

■予算審査特別委員会総括質疑(抜粋)

小林ひとし議員:教育次長はキッズチャレンジ未来との協定締結は当時適切だったと答弁したが、副区長も同じ考えか?ご自身が主導してきた協定は今振り返って適切だったのか?

小林宣貴副区長:様々な問題が指摘され、その点については我々も反省すべきところがあるが、その時点においてこの協定が適切であったというのは私も同じ考えである。

小林ひとし議員:現時点ではどう思うか?

小林宣貴副区長:様々な課題があることは認識しており、反省すべきところはある。

小林ひとし議員:具体的に何を反省するのか?

小林宣貴副区長:事業譲渡が行われ、報告がなかったことに対して反省している。さらに区の関与が少なすぎた部分もあったのではないかと考えている。

小林ひとし議員:ところで、小林副区長は秋元代表理事と親しい関係だと聞いている。具体的にどのような関係か?個人的にもお会いする関係なのか?

小林宣貴副区長:旧来からの知り合いであり、知人という関係である。

小林ひとし議員:最後に連絡を取ったのはいつか?携帯の番号は当然知っているのか?

小林宣貴副区長:最後に連絡を取ったのは記録を見ないとわからないが、携帯番号は承知している。

小林ひとし議員:夜なども飲食を共にしたことはあるのか?

小林宣貴副区長:知人なので、そのようなことがあったのは事実である。

■全員協議会の質疑(抜粋)

小林ひとし議員:副区長はこの問題をいつ知ったのか?事業譲渡契約書を見たことはあるのか?

小林宣貴副区長:文教委員会への報告資料を教育委員会から受け取った時に知った。契約書については、議会の議論の過程で必要になり、最近になって拝見した。

小林ひとし議員:契約書を見てどう感じたか?これは協定ビジネスではないか?

小林宣貴副区長:条文の内容については理解したが、それがビジネスとして成り立つかどうかはさらに精査が必要だと感じている。現時点で協定ビジネスとは断定できない。

小林ひとし議員:あなたが関わった事業でこうした問題が発生しているが、その責任を取るつもりはあるのか?

小林宣貴副区長:誘致当初は区民に誇れる事業と考えていたが、現在の問題については反省している。自身の責任については、区長および議会の同意を得ている立場であり、それを踏まえて考えたい。

小林ひとし議員:先週、あなたが辞職を申し出たという情報を耳にしたが事実か?また、心の片隅にでも辞職したいという気持ちはあるか?

小林宣貴副区長:そのような事実はない。個人的な考えはあるが、ここで申し上げる必要はない。ただ、この間色々なことがあり、いろいろ考えているところである。


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