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平成21年第4回定例会 一般質問

お許しをいただきまして、区長並びに関係部長に通告に従い、区政一般質問をさせていただきます。

さて、第四期保健福祉計画に盛り込まれていた「いきいきふれあいサロン」が本年度から新規事業としてスタートし、十月十三日に堀切地区に「ふれあいサロン堀切」としてオープンしました。この事業は社会福祉協議会に委託しておりますが、町連をはじめ地元の皆さんのご尽力によって運営されていると聞いて頭の下がる思いでおります。私はこれまで高齢者の孤独死の問題を取り挙げている中で、引きこもり防止の観点からも気軽に交流ができる場を本区においても設置してほしいと思っていたところです。そして先日、実際どのように運営されているのか堀切まで足を運び、視察してきました。私が訪問した際はスタッフの方が二名、サロンに来ていた方が三名ほどいらっしゃいました。初めて利用する際は登録をし、入場料は百円でコーヒー等も自由に飲むことが出来るようになっております。このサロンは呉服店を改装したとのことで部屋には大きな窓ガラスがあって外から丸見えの状態ですが、まだふれあいサロンの存在を知らないのか不思議そうに中を覗いて通っていく人がかなりいたのが印象に残っております。サロンにいる方ともお話をさせていただきましたが、どうやらまだ開設から一か月ということもあってあまり知られていないとのことでした。せっかくこのような素晴らしいサロンをつくっても利用者が少ないのはもったいない気がします。そこで質問します。①開設から一か月経過しましたが、どれくらいの来場者があり、登録はどのくらいあるのでしょうか。②まだあまりふれあいサロンが浸透していないと聞いており、PRが課題と思いますがどのように考えているのでしょうか。③三年間のモデル事業と聞いておりますがこれからの方向性を伺います。④他の自治体や地域では、孤独死や引きこもり予防のために開設しているところもあり、区内の他地域にも広げていくべきと思いますがいかがですか。

次に金町駅北口のまちづくりについて伺います。この件に関しては前回の第三回定例会でも区の考え方を質し、区長からもバス路線のあり方を含めたまちづくりについての報告はあくまでもたたき台であるとの答弁をいただきました。しかしながらこのたたき台が発端なのか様々な噂が飛び交い、十一月に行われた区議選の最中にも多くの方から、バス路線の変更についての質問や特に金町第二団地にお住まいの方々からはバス停の位置が変わるのはやめてほしいとか、商店街の方からはイトーヨーカ堂の裏側に歩道ができるとの噂があるが、商店街としては困るなど意見を伺いました。平成二十五年の東京理科大学オープンまでには何らかの歩道環境の改善は必要であることは言うまでもありませんが、こうした意見にも十分に配慮していただきたいと思います。そこで質問します。このように不安を感じている住民の方々に対してしっかりと説明してほしいがいかがですか。また、区民の皆さんの不安を払しょくすべくどのようなことを行っているのでしょうか。

次に新宿六丁目のまちづくりについて伺います。新宿六丁目はいよいよ平成二十五年に東京理科大学が進出し、そして区立公園としては最大規模になる仮称新宿六丁目公園の整備に取りかかり、これから大きく変化を遂げようとしております。この公園整備においては地元の方が加わった公園整備検討会を開催し、様々なアイディアを出してもらったことは素晴らしいことだと思います。今年度中に基本設計を行うと聞いておりますので、もうそろそろ案が出てくることと思いますが、住民の皆さんが親しめる公園整備を期待しております。そこで質問します。①新宿六丁目公園にテニスコートなどの運動施設を設置するとのことでありますが、どのくらいの規模を考えているのでしょうか。また設置にあたっては近隣住民の皆さんの意見も十分に配慮してほしいですがいかがですか。また、隣接地域にはフィットネスパーク計画がありますが、役割分担など関連はあるのでしょうか。②現在、土壌改良工事が行なわれ、これから本格的な工事が始まりますが、近隣住民に迷惑のかからないように土埃、粉塵等の対策をしっかりとしてほしいがどのような対策を講じていくのでしょうか。またトラック等の車両の出入りも多くなり、野村不動産のマンション建設の際も時間調整等で国道六号線下りの中川大橋の左折レーンや補助二七六号岩槻橋交差点から金町第二団地付近にかけて大型車の駐車が散見されましたがそのようなことがないようにしていただきたいと思います。亀有警察署とも連携してしっかりと行うことを望みますがいかがですか。

最後にフィットネスパークについて伺います。そもそもフィットネスパークは、清掃工場の地元還元施設として建てられた水元体育館、温水プールの老朽化に伴い、本区が元気満点プロジェクトの一つに位置づけ、葛飾区北部のスポーツ活動拠点として整備するものであり、私自身も地元の議員として完成を楽しみにしております。また当地域においては今でもスポーツが盛んですが、区内で二番目となる地域スポーツクラブ「オール水元スポーツクラブ」の今年度内設立に向け、着々と準備が進められております。スポーツ人口が増加する一方で、施設の飽和状態を打開するためにも早急なフィットネスパークの完成が望まれます。水元高校の跡地をめぐって当初は東京都との交渉が停滞していた時期もあったと聞き及んでおりますが、特別支援学校の設置がほぼ確実な状況の中で、東京都との連携も考えていかなければならないと思います。当然学校設置にあたっては校庭やプール、体育館が必要であり、共同で利用できるものは利用し、特別支援学校固有の施設に関してはこれまで同様地元解放を求めていく必要があります。そこで質問します。①東京都の特別支援学校との連携、例えば学校・フィットネスパークを整備する際に運動施設など土地の活用を含めて連携できないでしょうか。また、特別支援学校の完成後の体育館、プール、駐車場等の地元解放についてもフィットネスパークと一体的に利用できるようにできないでしょうか。②水元高校のグラウンドは野球やサッカー、グラウンドゴルフ等今でも利用者が多く、特に土・日は借りるのが大変だとの声も聞きます。利用者にとっては建物を取り壊す間際まで使いたいと思いますがいつまで地元解放できるのでしょうか。③地域スポーツクラブが設立準備中であり、クラブハウスを併設する予定であることも聞いておりますが、施設の使用に関してクラブ枠のようなものを考えているのでしょうか。

以上で私の質疑を終了します。御清聴ありがとうございました。


答弁

【区長】

小林議員の質問にお答えいたします。まず、ふれあいサロンについてのご質問にお答えいたします。

堀切三丁目に1013日に開設いたしました「ふれあいサロン」は、11月末時点で来場者数500人で、1日平均では約15人となり、登録者数は239人となっております。

区民の方へのPRといたしましては、ご利用者数の大半を占める地域の高齢者に対しては、地域情報による地道な掘り起こしが有効であることから、近隣の方を対象に町会を通じた回覧を行い、また「広報かつしか」、「かつしか社協だより」への掲載、さらに堀切地区センターへのチラシ配布など行ってまいりました。今後とも、区民の方への周知について努力してまいります。

この事業は、高齢者の方の日常的な生活サイクルの中で地域の商店街で買い物をしたときなど、サロンに気軽によっていただき、近隣の方との会話を楽しんでいただくことを基本として、引きこもりの解消にも繋がる期待も込めて、3年間のモデル事業として本年10月にスタートいたしました。

これからの3年間、モデル事業として様々な取組を実施する中で、その結果及び効果を検証したうえで、他地域にも広げていきたいと考えております。

なお、その他のご質問につきましては、教育庁及び所管部長より答弁いたさせます。

【教育長】

フィットネスパークと特別支援学校との連携についてのご質問にお答えいたします。

水元高校跡地を活用した、水元体育館の改築を中心とする「葛飾区フィットネスパーク」については、このたび基本計画の素案がまとまり、所管委員会に報告する予定となっております。今後、新設されると特別支援学校と適切な連携を図ることは、お話にもありましたように非常に大切なことであると考えております。

都立学校においては、これまで地域への学校施設の開放を進めております。今後、水元高校跡地に整備される特別支援学校においても、夜間や祝祭日など学校が使用しない時間帯には地域への開放を行うよう、申し入れを行っております。

さらに、特別支援学校は、フィットネスパークと隣接した施設であり、学校の体育館、プール、運動場、送迎バスの駐車場の活用などについても、区や地域における施設利用ができればメリットも大きいことから、今後、東京都と協議を行ってまいりたいと考えております。

【都市整備部長】

金町駅北口周辺地区の街づくりに関する区民への説明、及び不安払拭のための対応についてお答えいたします。

金町駅北口周辺地区は、広域生活拠点である金町駅周辺の賑わいの源であり、通勤、通学者を始めとした多くの区民が利用しています。中でも、駅北口から新宿六丁目に向かうアクセス道路については、高齢者や子供たちの安全な歩行環境の確保といった観点から、大学の開設に併せて改善する必要があるものと考えております。そこで区では、金町駅北口周辺地区の方々と当地区の将来像などを共有し、街づくりを進めるための意見交換等を進めており、このことは本年第二回定例会の所管委員会でご報告した通りでございます。

お話にあるようなうわさなどは、この内容の一部のみが大きく取り上げられたことに起因したものと考えております。現在も、まちづくりの方針について関係自治会・商店会の方々と意見交換を行いながら検討の熟度を高めているところであり、その中で正確な情報を提供するとともに、具体的な事柄について決定しているものではないことも周知しております。

金町駅北口周辺地区のまちづくりについては、今後も議会を灰j目として、地域の方々に対してまちづくり勉強会、意見交換会などの場を積極的に設け、検討状況のご報告等をさせていただこうと考えております。

【都市施設担当部長答弁】

まず、新宿六丁目公園における運動施設の規模及び設置についてのご質問にお答えいたします。

(仮称)新宿六丁目公園につきましては、地域住民の方々のご参加をいただき公園の整備検討会を開催すると主に、そこでの成果を区のホームページなどで公表し、一般の区民の方々からのご意見も聴きながら公園の整備計画を検討しているところです。

お尋ねの運動施設につきましては、花の木小学校、金町中学校の南側のエリアに配置した「多目的ゾーン」に、テニスコートや多目的運動広場を計画しておりまして、それぞれの施設の規模につきましては、現在、検討しているところです。

また、これら運動施設の設置にあたっては、利用者の利便性とともに近隣住民の意見も十分配慮してまいります。

次に、フィットネスパーク計画との関連についてのご質問ですが、仮称)新宿六丁目公園は、ご承知の通り、フィットネスパーク計画のある水元中央公園と比較的近い位置関係にありますので、整備計画については、互いに綿密に情報交換を行いながら、調整を図っているところです。

次に、現在、土壌改良工事が行われ、これから新宿六丁目地区の本格的な工事がはじまるにあたって、近隣住民に迷惑のかからないようにどのような対策を講じているのかとのご質問にお答えいたします。

現在施工中の土壌改良工事につきましては、「都民の健康と安全を確保する環境に関する条例」及び「東京と土壌対策指針」に基づき、粉じん防止などの環境保全対策を実施しております。

今後、公園や大学などの工事が本格化しますが、近隣住民の生活環境に配慮して、工事車両が特定の日に過度に重ならないような工程調整や、適宜散水を行う土埃や粉じんの防止対策等について、大学など関係機関とも十分協議してまいります。

また、トラックなど工事車両の路上駐車問題につきましては、周辺地域の交通に支障を及ぼさないよう、所轄警察署とも連携して適切に対処してまいります。

【教育次長】

旧水元高校グラウンドの地元開放の期限についてのご質問にお答えいたします。

旧水元高校の跡地活用については、地域の要望を踏まえ、平成20年6月から地域の自主管理により、暫定的な地元開放が行われております。

この地元開放にあたっては、東京都教育庁との間で、単年度ごとに協定を締結しており、校舎の解体工事が始まるまでの間は、使用することが可能であると考えております。

これまでの東京都教育庁との協議においては、校舎解体のスケジュールなどが示されていないため、実際の使用期限が明確になっておりませんが、今後、東京都の工事スケジュール決定に合せて、具体的に詰めてまいりたいと思います。

次に、フィットネスパークにおける地域スポーツクラブのクラブハウス併設と施設利用についてお答えします。

はじめに、地域スポーツクラブのクラブハウスの併設でございますが、事務局機能を発揮できるようにクラブハウスを施設内に整備することを考えており、今後、フィットネスパークの基本設計の中で詳細を検討してまいります。

次に、総合型地域スポーツクラブの活動場所といたしましては、「かつしか地域スポーツクラブ育成支援指針」及び「かつしか地域スポーツクラブ認定要項」に基づいて、地域のスポーツ施設、学校開放施設、コミュニティー施設などを利用できるよう調整を図り、スポーツクラブの活動支援を進めているところでございます。

フィットネスパークにおける地域スポーツクラブの利用形態につきましても、他の既存団体の活動と調整を図った上で、曜日や時間など限定した優先的利用を認めるなど、できるだけクラブが安定して運営できるよう、会場の確保に努めてまいりたいと考えております。