新着情報
記事

1者入札、他は全て辞退。入札が機能不全                ー15億円の予定価格でも落札率99.99%ー

IMG_3616一般競争入札と言えばどの業者も自由に参入できるものと思いがちですが、葛飾区の大型工事では予め条件を設けて参入業者を絞っています。また区内業社だと1社では施工できないため2社でJVを組ませ、そのうち1社は区内業社である事が入札参加条件となります。これは入札を行う区が組み合わせがいくらでもあると言い逃れをするためのカラクリです。施工能力は当然考慮されなければなりませんが、地域要件は極めて疑問です。

本田中学校建築工事での入札は予定価格は約15億円、参加した3社が辞退して実質1社入札、落札率は99.99%で入札制度が機能していない状況です。
小林ひとしが考える今回の入札の問題点は以下の3点です。

① 入札が区内業者に限られ、参入できる建設業者が15社しかいない。

② 競争がないため、予定価格を事前に公表しているので落札率が99%になる。

③ 平成29年度の小松中学校建築工事の入札状況と類似している。業者もほぼ同じ、3社辞退、落札率99%と同じ状況で、今後もこの入札に参加した業者で順番に落札していくのではないか。

本来入札は公平で競争性が担保されなければなりません。私は以上の問題点を改善するために、入札参加資格の地域要件の撤廃、予定価格の事後公表をするように質しましたが、区は今の入札制度を変えるつもりはないと明言、要は区もこうした状況に加担していると言わざるを得ません。今後も学校をはじめ公共施設の建て替えが順次進めていく中で入札改革は急務です。

※ 入札が機能不全のため、第1回定例会に上程された「本田中学校建築工事」議案には反対しました。

コメント (0)

コメント

この記事へのコメントは終了しました。