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葛飾区役所新庁舎、どのくらい費用かかるか判らない??

15895116_1871488336427894_8416416418003742806_nー基本計画策定するも事業費が示されずー

 平成29年7月に葛飾区新庁舎整備基本計画が取りまとめられました。通常この手の基本計画にはどのような庁舎にするかということと同時に事業費が示されております。私も約20自治体の庁舎建て替えの基本計画を見ましたが、必ずと言っていいほど事業費が概算でも示されていました。自治体によっては財源も示してあります。しかしながら、葛飾区の新庁舎基本計画には費用に関する記載が一切ありません。
 皆様も通常マイホームを購入する場合には、まずは費用、どのくらいの金額の家を買うのかを最初に考えると思いますが、葛飾区の場合は設計が終わってようやく費用が決まるとのこと。資金計画も平成34年までに、積立金(基金)を200億円貯めるとのことですが、残りは区債を発行するとのことでした。一体いくらになるかも判らず、残りは借金ですと言われてもたとえどんなに素晴らしい新庁舎であっても到底賛成できません。
 昨今税金の使われ方が注目される中、区民にとって巨大な買い物である庁舎の建設費用(正式には再開発なので保留床の購入金額)が示されていないということ自体あり得ないことです。こうした計画自体認めるわけにいきませんが皆さんはどう思いますか?
(平成29年9月25日決算審査特別委員会での私の質疑を基に作成しました)

 

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